私は会社にいる時「ゼロコーラ」をよく飲みます。
多い時は一日に5本とか6本も飲みます。
何年か前に100kg⇒70kgの大ダイエットに成功した私の息子が、
しょっちゅうゼロコーラを飲んでいたので私も飲むようになりました。
ゼロコーラを飲めばダイエットが出来るわけではなく、
食事のカロリーを思いっきり抑えて、
はじめて飲料をゼロカロリーにする意味がありますが、
私の場合はいくらゼロコーラにしても、夜、酒を飲んでしまうので
なかなかうまく行きません。
それでも昼の飲料はずっとゼロコーラです。
それにゼロコーラを飲み始めたら、これが結構さっぱりしていて美味しいので、
むしろ好きでゼロコーラを飲んでおり
決して無理をしているわけではありません。

先日、福岡のある老舗の大手のガソリンスタンドを経営している会社の
創業百年の記念式典に御招待いただきました。
そのパーティーで、
飲料メーカー○▽□の自販機の営業責任者Aさんが隣の席だったので、
いろいろと話しをしていて、身が締るような話を聞きました。

私
「私はご覧の通り太っていますから、自販機ではお茶とか水、
ゼロカロリーのものを買います。やっぱり今はそういうものが売れ筋ですか?」

Aさん
「そうですね。お茶はうちでも一番売れる商品の一つです。」

私
「会社の自販機では“ゼロコーラ”ばっかり飲みます。
○▽□さんも、そういう甘くてもゼロカロリーの商品は売っているのですか?」

Aさん
「もちろんありますよ。でも、ゼロコーラよりも
私達○▽□の“ゼロカロリー・サイダー”のほうが“先”に造って売り出したんですよ。
コカ・コーラさんはマーケティングがうまいので、大量に売れて、
なんかゼロコーラの方が先に出て、
私達のゼロカロリー・サイダーが、ゼロコーラを真似したみたいに思われていますが、
本当は逆なんですよ。口惜しいですけどね。」

私
「へぇー知りませんでした。それは口惜しいですね。」

私は「ガーゼ付きの絆創膏」を何でも「バンドエイド」と呼びます。
ところが九州に長く住んでいた人は同じものを「リバテープ」と言います。

多分、私が住む愛知では「バンドエイド」が一番先に広まって、
「リバテープ」でも何でも「バンドエイド」と呼びますが、
九州では「リバテープ」が一番先に広く売れて、
「バンドエイド」でも何でも同種の製品を「リバテープ」と呼ぶのかも知れません。

何か新しい種類の商品が売られるようになると、
一番先にマーケットを制したメーカーの物が、代表的な商品となって、
他のメーカーのものはその真似物の様になってしまうようです。
怖いことです。

1年で繰り返す種類のボディガラスコーティングは、
たぶんクリスタルキーパーが一番先に世の中に出た商品です。
完璧にオリジナルな商品です。
毎月2～3万台が全国で施工され、1年間では30万台が確実に施工されています。
一般ユーザーアンケートからは、
クリスタルキーパーは83.1%のお客様に満足があり、
「満足していない」との否定的な感想を待つ人はわずか1.7%しかいないという
この種の商品としては驚異的な満足度を得ています。

そのためにみんなで一生懸命に施工技術を広めてきて、
きちんとした施工を維持し、商品品質にはかなりこだわってやってきました。
今では5,000人以上の施工技術者がいます。

しかし、商品力で負けるとは思いませんが、
まだ、これから圧倒的なマーケティング力を持つ商品が出てきたら、
ひょっとしたら、
クリスタルキーパーも
何かの真似物となってしまう可能性はゼロではありません。
支配欲とか制覇欲なんてものはありませんが、
もしそんなことがあったら、
たとえばの想像をするだけでも、
ぞっとするほど口惜しい、絶対にいやだと、
○▽□の営業責任者さんの話を聞いて、そう思いました。

全国の施工店さんのことを思い、
一緒にやってきてくれた人たちのことを思うと
本当に絶対に頑張らなくてはイカンな。と思ったのです。