2011年08月20日(土曜日)
2850. まず、何かをやめるか、何かを始めるか、
昨日、一昨日と二日間、
海外からのビッグな来訪者にほぼすべての時間を費やした。
私達の会社は研修と応援の地味な活動の積み上げの連続だった。
そしてキーパーラボのみんなが日々のお客様への貢献を積み上げきた。
その結果が、たくさんのチャンスにつながっているのだろうと思う。
加えて、この会社を引っ張るリーダーたちの働きが
飛躍的に力強くなっていることをことさらに感じる。
若手も自ら主体的に仕事を造り上げ、実践的に貢献の仕事を尽くし、
身を粉にした働きでドンドン新しい世界を切り開く。
ベテランはベテランで味のある働きをしてくれている。
みんなの力がすごいのだ。
これだけみんなが自らやってくれると、
社長である私は思わず楽をしてしまいそうだ。
事実、私がやっていた何種類かの仕事が私の手から離れてしまったが、
それで私自身がラクチンをしてしまうと、
たぶん、そこがこの会社の限界点になってしまうのだろう。
今こそ自らに合わせたギヤにシフトし直して、
今までとは別次元の種類の力で強烈に引っ張っていくか。
あるいは逆に、
事態を引っ張ることをみんなに任せて、
私自身ゆとりをかまして、ゆったりと視野と焦点深度を拡げ、
みんなが力を出し切って最も有効な成果を出せるように
豊かな発想を身に付け、みんなを覆うか。
あるいはその両方か。
たぶんそうではないだろう。
たぶん後者なのだろうと思う。
ラクチンでなく、ゆとりを持って視野と焦点深度を拡げ、
豊かな発想を身に付けることが、これからの仕事の大切なところだろう。
しかし、私は“ゆとり”とか言うものがいたって苦手であり、
ガムシャラに突き進むのが、ずっと私のスタイルだった。
何かを本気で変えなければ、苦手を克服することは出来ない。
まず、何かをやめるか、何かを始めるか、だな。