2011年08月07日(日曜日)
2842.てっぺんだけ光っている巨大積乱雲
今日は東京本部で、営業本部の札幌・仙台・東京・横浜の合同拠点会議。
会議の中で「最近の失敗したこと、」というテーマで
スタッフ一人一人が話しをしてもらった。
みんないろんな経験をしており、これはこれでみんなも私も勉強になった。
うまくいったことばかりを発表し合っても、
大本営発表みたいになって誰の実にもならない。
失敗の話の中にこそ、みんなの役に立つ良い話がいっぱいあるものだ。
次に、
反対の「最近で一番嬉しかったこと」をテーマとした。
「施工店さんのミーティングに参加して、
そこで話をさせていただいたことが、施工店さんの成功に結びついた。
それをその会社の上層部の人が褒めてくれたこと。」
「自分の部下が仕事を憶えて、部下がお客様から褒められたこと。」
「技術をお伝えし、それで今まで苦労していたことが解決されて、喜んでくれた事」
嬉しかった事は、こんな話を誰もがいっぱい出してきて、
この仕事が多くの人の役に立っていて、
喜んでいただける仕事であることを思うと同時に、
それを自らの喜びとしてくれている営業のみんなは、幸せ者だと思った。
もちろん、仕事としての会議の場なので、
仕事の中においての嬉しいことであって、
本当はプライベートの中にはもっとうれしいことがあったに違いないとも思うが、
誰かが喜んでくれたことという所で、きっと共通しているのではないか。
最後に私の順番だ。
それまで何も考えていなかった私は、
「猫のチーちゃんが、私のベッドに、いとおしそうに入って来ることかな。」
なんてしょうもないことがまず頭に思い浮かび、その通りを言った。
そして
「みんなが人の役に立っていることを嬉しいと言ってくれている事」
「最近で言えば、小川の入籍かな。」
人は人のことを思うと幸せになれる。
どんなに苦労があったとしても、きっと幸せになれる。
東京からの帰り、
富士山がぼやっと影になって見えた。
名古屋に近づく頃、
もう夕日は沈んでいるのに、
1万mの上空まで延びているだろう巨大積乱雲のてっぺんだけ
地球の影から顔を出して光っていた。
はるかに遠い西方が晴れていて、明日が暑く晴れる証拠である。
さぁ、明日もいい事がありそうだ。