「アイコさんのラク・トク・コーティングライフ」とは、
クリスタルキーパーのプロモーションビデオのことである。

 

漫画パンフレット「アイコさんのコーティングはじめて物語」を原作として、
アイコさんとその旦那さん、二人の子供を役者さんに演じてもらい、
実写版のビデオを制作した。
昨日、最終のBGMとナレーションの音入れが終わり、やっと完成した。
6月に最初の打ち合わせを行なって、
シナリオ作り、何度かの修正、撮影の打ち合わせを経て、
三日間のロケで撮影を行なう。
このビデオの制作に付随して
クリスタルキーパーの接客マニュアルのビデオも制作したので、
「アイコさんのラク・トク・コーティングライフ」の撮影は正味二日間だが、
その二日間がものすごく長いのだ。

 

朝9時に始まって、びっしりと細かく撮影していく。
1カットずつは、実際のビデオではほんの数秒であり、
その数秒を積み重ねて7分のビデオに出来あがる。
撮影する場面の順番はビデオのストーリー順ではないので、
カットごとがどう使われるのか、
それがどんな「絵」になるのかは監督の頭の中にあるので、
ずっと撮影に付き合っていても私たちはあまり良く分からない。
シナリオを担当したのは「しいのきさん」。

 

カメラはお付き合いの長い原田カメラマンと、
いつもの音声さんと照明さん、ADさん、監督は初めて。
いずれもそれぞれの役割名、監督ならば「監督」と呼ぶので、
その人のお名前を私は知らないまま、ずっと来ている。
(なぜか原田さんだけ知っているが)

 

1カットごとへのこだわりは半端ではないので
何度も同じカットを取り直し、とにかく撮影の日の一日はものすごく長く感じる。
撮影したビデオをストーリーに編集するのは、
たぶん、監督と、
オペレーター・営業・マネージャーまで兼ねる”スーパー野々山”さんの二人だけ。
その場には私たちは立ち会わない。
非常に長い時間がかかるのだろうし、
この場面は、いつもプロたちだけで造ることになっているようだ。

 

昨日は、それにBGMを入れ、
ナレーターがナレーションを入れていく最終段階。

 

今まで何度もビデオを造ってきたが、
役者さんのセリフだけで音のないビデオは、
音が入れられた完成品のビデオとはイメージがまったく違う。
だから、たぶん、音がないビデオの編集段階で
音入れの後のイメージを全く持てない私達が口を挟むと、
作業が進まなくなってしまうのだろう。

 

1. ユーザーに何を伝えるかを決める。
2. どんなストーリーを作るかを決める。
3. シナリオ作り。何度も修正。
4. 出演者を決め、撮影スタッフの選定と撮影の段取りを決める。
5. 私たちの知らない所でたくさんの仕事と準備がされ、撮影の日を迎える。
6. 根気と集中と忍耐の三日間の撮影。
7. 私達の知らないところで編集。
8. 編集されたものを、スタジオで私達と一緒に、一日かけて修正を加える。
これも長い一日である。
9. 最終のナレーションとBGMの音入れ。

 

これでやっと1本のビデオの出来上がり。

 

8月のキーパー選手権が始まる直前になってしまったが、
やっとクリスタルキーパーのプロモーションビデオ
「アイコさんのラク・トク・コーティングライフ」の完成です。

 

これをDVDやSDメモリーに入れ込むのにまた少し時間が必要で、
店頭にお届けできるのは来週の半ばになってしまう。
これでも、かなり必死にやったのだが、結果はいつもぎりぎりになってしまうのは、
どこかで私達の時間間隔がずれているのだろう。また反省である。

 

とりあえず、このブログをご覧になった方に、超・先行公開です。
ご覧下さい。
「アイコさんのラク・トク・コーティングライフ」

 

シナリオ担当、しいのきさん

 

 

営業から編集オペレーター、マネージャーまでこなすスーパー野々山さん。

 

 

「監督!!」

 

 

孤独な無響室でのナレーターさん

 

 

今、名古屋から東京へ新幹線で移動中です。