2010年12月02日(木曜日)
2669.12月最初の日、深夜まで
キーパーラボでは、年末が押し迫って本格的に大ラッシュが始まる頃、
色々な人たちが店舗に応援に入ってくる。
いつもは全国を走り回ったり、研修会でがんばっている営業諸君も、
全員、ラボの店舗に応援に入る。
九州、北海道からは飛行機で飛んできて、
中国、仙台からは新幹線か車で駆けつけ、
遠くから来た者は本社の宿泊施設やビジネスホテルに泊り込み、
広島、神戸、愛知、関東のそれぞれの店舗に入って応援する。
営業の諸君は、全員、即戦力なので、
ラボでも大変に重宝される。
年末は、役員も営業所長も課長もまったく関係ない。
常務取締役、取締役、部長、所長、課長、係長、インストラクター、
まったく区別なく、それぞれが店舗の一人のスタッフとして店舗に入る。
営業トップの鈴置常務も、副本部長の酒部部長も、
「今年はどの店舗からご指名を受けるのだろうか。」
今からドキドキして、嬉しそうな様子だ。
彼らは普段あまり技術研修などをしていないので、
戦力としては0.8人前くらいだろう。
いや、若いインストラクターと比較すれば0.6人前ぐらいかもしれない。
年末の応援は、地位にまったく関係なく単純に戦力としてカウントされるのだ、
戦力外通告を受けているのは、
58歳の私と、62歳の山口監査役、59歳の中所長だけ。
一日クリスタルキーパー2台までの使用限定付きが谷清隆統括50歳。
あとはすべて純然たる戦力としてカウントされるのが、この会社の恒例になっている。
年に一度のビッグチャンス。
「来年一年間のお客様を造る“年末”」は、会社総動員で盛り上げるのだ。
ところが、もう一つの年末をうっかり忘れていた。
それは出荷倉庫の年末第一弾だ。
12月1日、2日は毎年、1年の最高の出荷になる。
11月が明けるのを待ちかねたように
一斉にケミカルや道具等のご注文がドカーンと入ってくるのだ。
それをつい毎年忘れて、
この日、出荷倉庫のスタッフ達は深夜までかかって出荷し、
伝票処理などで日付が変わってなお仕事をすることになってしまった。
申し訳ないと思う。
出荷業務は裏方の仕事になりがちゆえに、
つい、彼らの一番のピークの日のことを忘れてしまっていたのか。
何が「年末は総動員だ」なんて言っているのか、
こんな片手落ちは恥ずかしいことである。
今日、2日の朝、
出荷への応援を手配し、
札幌への飛行機に乗った。
久しぶりに遠方からの雲に浮かぶ富士山を堪能する。
手前は御嶽山。
思ったより札幌は暖かかった。
三日前に猛吹雪で積もった15cmの雪は、すっかり溶けてなくなっている。
新しい札幌店の大看板は存在感満点で、
新しいお客様、特に女性客が増えたそうだ。
札幌営業所とラボ札幌店のバカボンコンビ。
人のカメラを、勝手に使って、こんな写真を、勝手に撮っていた。