谷好通コラム

2010年11月10日(水曜日)

2653.ものすごく楽しくなってきたのだ

11月9日

今、羽田へ飛ぶ飛行機の中。
小松⇒羽田は近く、約1時間の飛行時間だけである。
直線距離にしたらたぶん500kmとか600km程度だろう。
時速900km/h近い最新のジェットB-777ならば40分くらいで到着しそうだが、
飛行機は離陸と着陸に時間がかかるので、こんな短距離でも1時間近くかかる。
約1時間遅れで離陸したこの飛行機は、
機内放送によると午後10時15分に着陸するようだ。

今日は、羽田空港に到着してから、
開発の増田君と彼の奥さんと一緒に食事をする予定であった。
しかし飛行機の到着が遅れそうだったので、
電話で「またの機会にしよう」と増田君に連絡をして今回は見送った。
予定を欲張ると、何かあった時には、人に申し訳ないことをしてしまうことがある。

私たちのビジネスにとって最大の繁忙期である12月がもう迫ってきていて、
その準備がちっともはかどらないことにちょっと焦りを感じる。
こんな時期に限って戦列を離脱する者が出て、
がっかりすることも毎年のごとくある。
欠けた者を補充しながら、最大の繫忙期である年末に向けて体制を作り上げていくのは、
二歩進んで一歩下がるようなまどろっこしさを感じる。
また、こういう時に限って事故も増えるものなのだ。
気を引き締めるしかない。
あと50日で今年も終わり。
やるべきことをいかなる障害があったとしてもやり抜く。

「あの時間が本当に楽しかった。」と言ってくれる人がいる限り、私はがんばれる。

・・・・・・
・・・・・・・・
と、ここからは翌日の東京での研修会が終わったあとに書いている。

11月10日

昨日は思ったより羽田到着が早く、
11時過ぎには都内のホテルに入ることが出来た。
毎度の東横インホテルだ。
私は東横インのベッドが自分に合っていて
よく眠れるので好んで東横インに泊まる。
(安いし)
どの地方に行ってもこのホテルのベッドはほぼ同じなので、
安心して泊まれるのだ。
こういうところがチェーン店のいいところで、
ホテルに格別の良さがなくても、安心して泊まれるのは助かる。

朝は、キーパーラボ店長の朝会があるのをすっかり忘れてしまっていた。
大遅刻である。恥ずかしいことだ。
前日の夜、ホテルの部屋で受信メールの返信を書いているうちに、
まぶたが重くなって、
返信を書き終わった瞬間ベッドにもぐり込み目を閉じて、
泥沼のような眠りについてしまったのだ。
だから翌日の予定をサイボウズで確認するのをサボってしまったのだ。
イカンイカン。

昼からはKeePer PRO SHOP研修会。
充実した。

今回のような少人数での開催は本当に大変だが、
一方的にこちらが話すだけではなく、
出席した人たちに色々聞きながら話をすることが出来るので、
皆さんとの距離がものすごく近くなり、
相互のコミュニケーションを持てたという実感がものすごくある。
お一人お一人をものすごく身近に感じられて嬉しいのだ。

この形でやって良かったと本当に思うし、
営業のみんなもそう言っている。
それに短期間で営業のスタッフたちと何度も会うので、
スタッフとの距離も短くなった感じがして、みんなの雰囲気もものすごくいい。

いいことづくめの今回の研修会の形だが、
これを来年からもやっていくとなると、相当きつい。
来年の今頃、ひょっとしたらプロショップが2,000件を越しているようならば、
研修会は100回に近くなるだろう。
・・・・・これは、きつい。
きついだけでなく、日常の業務にも深刻な支障が出る。
すでに研修会の日程をようやく半分を超したところで、
私の予定も、名古屋での研修会の日は朝8時から夜10時過ぎまで入れられていて、
そこまでやってもこなしきれていない現実がある。

しかし、そんなことを今思っていても仕方ないので、
来年になってから考えよう。
何か名案が浮かぶに違いない。
自分の日常の業務のあり方を考え直すいい機会かもしれない。
少なくともこの形がいいと判ったのだから、
やめることはないだろうし、
誰かに押し付けてお茶を濁すこともしない。
何かいい方法があるはずなのだ。

とにかく、昨日の小松空港ではすっかりくたびれてしまったが、
今日、またたくさんの皆さんと話が出来て、すっかり元気になったのでした。

何はともあれ、またものすごく楽しくなってきたのだ。

東京から帰る新幹線の中で、眠い。

かなりがんばっていないと眠ってしまいそうだ。
眠って京都まで行ってしまったら、悲惨である。

昨日の夜、小松空港の待合室の混雑振り。
さすが東京羽田行きの飛行機の乗客は、名古屋行きとはまるっきりスケールが違う。