2019年10月13日(日曜日)
10.13.一週間にたった12.5時間だけの営業 & 写真いっぱいの巻
昼ごはんシリーズのたぶん最終回。
ここも大府の本社事務所のすぐ近くの、今日は蕎麦屋さんです。
出来てから5年くらい経ったであろうか、
そばの実の仕入れから自分でして、石臼でそば粉に挽き、
自分でそばに打って、客からの注文を聞いてから茹でる。
当然と言えば当然だが、何も手を抜かない本格派の蕎麦屋で、
私はここの蕎麦を本当に美味いと感じる。
もちろん、メニューは蕎麦だけで、
私はいつも「桜エビぶっかけ」を食べる。
今日は連れ合いと娘と孫娘の四人で行ったので、
四人とも「桜エビぶっかけ」を注文し、陸上選手の孫娘だけは大盛り。
料理は桜エビの天ぷらと野菜の天ぷらで蕎麦が隠れているが、
それらの天ぷらをひたひたとツユに付けながら、
うまい蕎麦をすすり、桜エビを口に入れると桜エビの香りが口の中に広がり、
これを頼んで良かったと思う瞬間だ。
蕎麦は九割蕎麦と十割蕎麦のどちらかで、
追加料金の十割蕎麦は香りが強くてとてもいいが、
九割蕎麦の方が香りと食感、味のバランスが良いと感じるので、
私はいつも、普通料金の九割蕎麦で食べる。
食べ方は、ざる蕎麦と辛味大根添えのぶっかけ蕎麦、そして暖かい掛け蕎麦、人気のおいしい野菜とエビの天ぷらセットと一緒に頼む人が多い。
あと、鴨肉がたっぷり入った鴨汁蕎麦の食べ方も人気だ。
そして、私は桜エビぶっかけ蕎麦。
相模湾産の桜エビを香りそのままに質感たっぷりに揚げて、
新鮮野菜の天ぷらと一緒に、九割蕎麦の上に乗せ、ツユをたっぷりとぶっかけ、
辛味大根を大さじ一杯分散らして、
一気に食べる。
桜エビが、カラッと揚がっているのだが、
口の中でチクチクしないで、いい食感すら出しているのは不思議だ。
美味い。文句なしです。
※①出てきた時はこういう絵
※② 一口二口食べるとこういう絵になる。
※③ 必ずペロッと平らげる。
ただ、人気の店なので、昼時に行くといつも並んでいて、
いすに座ってからも待ち時間が長くて、
お昼休みの時間中には間に合わないので、
来ている人は、もう働いていないであろうお年寄りがほとんどです。
値段は、桜エビぶっかけ蕎麦で1,500円(1,700円だったか?)。
今日はこれを四人前(一人大盛り)と、生麩のおつまみと、
別に天ぷらの盛り合わせを一人前で、全部で7,500円。
調理場には50過ぎの大将と、
若いサブの人と、
配膳がたぶんパートの品の良さそうなおばちゃん二人。
お客様は多く、昼時間だけで3回転はしている。
私の簡単な計算では、採算点にはちゃんと乗っている。
驚くべきは、
その営業日と営業時間!
火曜、水曜が定休日で、週5日間営業で、
時間はam11:30~pm2:00・・・一日2時間半営業っ!!
夜は無し!
・・・・・・・・・・・・
とすると、1周間の営業時間は合計、5日×2時間半=12時間半
1週12時間半っ!!
いくら実務が無くなった会長職と言えども、
会議が続いたりすると、12時間半ぐらい、一日で働く日はざらにある。
皆さんだってそうだろう。
もちろん、営業時間が一日2時間半と言っても、
遅めギリギリに入ってもうちょっと遅くまで食べている人もいるだろうし、
石臼でそば粉を挽く時間も要る。
仕入れや研究の時間も取るだろうが、
それは多くの自営業の人は自分の休み時間を使ってやっている。
それに加えて
「予約をいただければ夜も営業します。」とは書いてあった。
しかし、
会社の近くなので店の前を通るが、夜の営業をしている所は見たことがない。
だから、色々はあるだろうが、
基本的に
週5日間×一日2時間半=一週間12.5時間は、大きく間違っていないようだ。
これなら、自分でもやれそうではないか。
ここでのポイントは、
徹底的に妥協なき美味い物を提供することと、
単価を十分な水準できちんと維持すること。
この二点に尽きるのではないでしょか。
同じではないにしても、参考になる事例です。
さて、ここからは、最近写真を全く乗せる機会がなかったのでかなりたまりました。
だから、ストーリーも何もなしで、一挙公開です。
犬のリンダがトリマーのお姉さんからもらったハローウィンのバンダナを、
動いてばかりで着けさせてくれません。困ったものです。
と、そこへ来たのが困った時のチーちゃん。毛並みが素敵ですね。
この角度で撮ると目つきが悪く見えることを発見しました。
困った時のチーちゃんは、リンダのバンダナをすんなり着けさせてくれました。
台風19号は、日本国中に深刻な災害を残していきました。
謹んでお見舞い申し上げます。
しかし、やはり、私のボルボは、強い雨ですっかりキレイになってしまいました。