2010年09月23日(木曜日)
2617.私は幸せであることに自信がある
今年の猛暑は過酷であった。
それに加えて、9月に入ってなお残暑が厳しく辟易とした。
しかし、もうすぐ10月の声を聞くようになってやっと朝晩が涼しくなって、
今朝、
激しい雷鳴と共に前線が通過して、
夏の高気圧と、
秋の高気圧が入れ替わり、
いよいよ本格的な「秋」が来た。
酷暑も、猛暑も、真夏日も、熱帯夜も、残暑も、一切なくなった。
大好きな秋だ。
しかしそれにしても
スケジュールの激しさが増してきて、
ここ一ヶ月で一日しかプライベートな時間がなかった。
その一日も、午前中に名古屋から富山まで約350km走って、
孫に会い、濃密な時間を過ごして、
午後からはホテルで原稿書き。
そう考えると、一ヶ月で半日のプライベートな時間ということになる。
仕事がいっぱいあることは快適である。
スケジュールがびっしり詰まっているのは大好きである。
考えてみれば、私は子供の運動会に一度も行ったことがない。
学芸会も一度もない。
授業参観にも行ったことがない。
以前、娘が、昔の写真のアルバムに
私と子供が一緒に山に行った写真と、
海に行った写真があるのを見て、
「へぇー、私達、お父さんに遊びに連れて行ってもらったことがあったんだ。」
と驚いていた。
そう言われてなんとも複雑な気持ちになったことを憶えている。
子供たちには私と遊びに行った記憶がまったくないとは、
今の父親だったら父親失格の烙印を押されるところかもしれない。
しかし、元気にまっすぐ育ってくれた子供達を見ると、
仕事が楽しくて仕方がない父親を彼らは嫌いとは思っていないだろう。
自信がある。
仕事は楽しい。
仕事とは誰かの役に立つことであり、
仕事とは誰かと何かを喜び合うこと。
だから仕事は楽しいに決まっている。
だから、仕事をしない日がないことを苦痛に感じる人はいない。
・・はずだ。
だから、私は楽しい。
私は、自分が幸せであることに自信がある。
なんちゃってまた火鍋である。