谷 好通コラム

2010年07月19日(月曜日)

2557.岡崎店のなるほどの方程式

今日は朝からKeePer LABO岡崎店に行った。
朝の開店すぐなら少しは話が出来るだろうと思ったのだ。
絶好調の岡崎店は昨日、なんと50万円以上もの売上があった。

 

以下は昨日の岡崎店日報。


本日の売り上げ513,438円
人時生産6,418円
総来店53件です。

 

本日は朝から沢山のお客様にご来店頂けました。
クリスタルキーパーも7台と好調でした。
また、全般にコーティングが多くコーティング施工店の
認識が広がってきていることを強く感じました。
と同時に沢山の期待の声を聞いています。
しっかりその期待に応えられるように感謝の気持ちで営業してまいります。
本日応援に来て下さりました畠中常務・竹内さん・大友さんありがとうございました。

 

岡崎店 根津


 

しかし、クリスタルキーパーが7台あっても平均20,000円とすれば、
140,000円になるだけで、513,438円には程遠い。
日報を詳しく見ると、
ピュアキーパー10台、クリスタルキーパー7台、ダイヤモンドキーパー1台とある。
それでも、とても50万円の半分くらいにしかならない。
これは何かあるなと思って、
店長と話が少しは出来るかもしれない朝8時に行くことにしたのだ。

 

朝、岡崎店に行くと、村田店長と大島君の二人。
年末並みの売上げを上げているのに、
朝はお客様が少ないからと平然と二人でやる神経は、太いたくましさを感じる。
店長の村田君は、たぶん、ずっとフルタイムで店に出ているのだろう。
朝の開店からまだ十数分し語っていないのに、
すでに1台、クリスタルキーパー(たぶん)を作業していた。

 

村田店長に話を聞いた。
「うちのクリスタルキーパーは、ほとんどフルコースなんですよ。
チーフの根津君がフルコースが好きなので、
それにプラス、ウィンドの撥水フッ素コーティングとか、色々と注文をいただいて、
1台の平均が35,000円くらい行くんですよね。
だから7台クリスタルキーパーやると20万円を越します。
ダイヤモンドキーパーやピュアキーパーも同じように、色々やらせて頂きます。
その方があとで絶対に喜んでもらえますから。」

 

とここまで聞いたら、
二台続けてお客様が入ってきて、話は中断。
そのまま、話は出来なかった。

 

だから、さっと一枚だけ写真を撮って、退散することにした。。

 

 

岡崎店では、受注時にしっかりとお話をさせていただいて、
お客様に大満足していただけるような受注を行っているようだ。

 

ところが、昨日、畠中常務が応援に入った時、
岡崎店の本当の強さを発見したようだ。

 

KeePerフロショップの事務局でもある彼が、
昨日、キーパープロシッョプ通信で書いていたことを以下に転記する。


 

キーパープロショップの皆さまへ
お世話になります。アイ・タック技研㈱畠中です。

 

今日はキーパーラボ岡崎店で沢山のコーティングを施工させてもらいました。
今日はクリスタルキーパー7台。ダイヤモンドキーパー1台。ダイヤメンテ1台。
50万円を超える売り上げでした。

 

この中で気付いたことです。

 

キーパーラボ岡崎店が高性能コーティングが多い理由

 

●高性能コーティングは「店長」が「会計」に。しかも丁寧に。

 

仕上がったら、店長品質チェック。

お客様を呼びにいく。

お客様に仕上がりを見てもらう。

もう一度ゲストルームへ入ってもらう。

施工証明書。メンテナンス。無料点検洗車の案内を丁寧に説明。

 

 

(写真は説明時の写真。受注よりも丁寧に)

会計

送り出し

 

 

岡崎店は立地が良いのでコーティングが多いのではと思いの方も多いと思います。
でもやっぱり満足してもらってこそ多い。これが商売の基本なのだと感じました。
当り前のように店長が会計に行く姿を見て、「これはお客様はうれしい!」と思いました。

 

売りっぱなしな店舗ありませんか?

 

満足がお客様を呼び。また喜びが生まれる。
そんな好循環を感じました。

 

コーティングを施工してくれたお客様に、喜んでいただいたかを確認し、
直接お礼を言う。当たり前だけど、勉強になりました。

 

思い出せば
先日のラボで会議をした時に、
キーパーラボ岡崎店村田店長が言っていました。
「岡崎店は事故後などでの部分施工の相談が多い」と。
会計時に説明していると言っていました。
施工後の対応がキチンとしていると、そういう傾向がでるようです。
コーティングを販売しているのに、部分施工の相談が無い店舗は要注意かも?

 

これからも沢山のお客様がコーティングをしてくれます。
是非試してみてください。

 

本日感じた事でした。よろしくお願いいたします。

 

アイ・タック技研㈱
畠中


 

すごいですね。
でも、お客様の立場に立ってみれば、これが当たり前ですね。

 

受注時は一生懸命になっても、
施工が終わってからの「説明」と「ご案内」をおざなりにしては、
お客様からの信頼は得られません。
岡崎店の圧倒的な強さの秘密は、
コーティングの施工後に、
店長が心を込めて、「せつめい」と「ご案内」を、
すごく丁寧に行っていることが一番のポイントだったようです。

 

だからこそ、受注時にお客様に絶対満足していただこうと思い、
フルコースをおすすめしたり、細やかな受注をすることになっているようです。

 

チーフの積極的な受注、施工後に店長からの丁寧な説明とご案内。
店舗がどんなに忙しくても、チーフと店長がこれを実行し、
スタッフがこれをしっかりと支えている。
先代の鈴木店長が築き上げた値千金の方程式なのかもしれない。
それを現村田店長と根津チーフとスタッフみんなが、磨き上げたのか。

 

すごいなぁと思った。

 

 

感心しながら、次の安城店に行く。
安城店には故郷に帰る形で土井店長が新店長として張り切ってがんばっていた。

 

 

四月入社の尾形君は5kg痩せたそうだが、たくましくなっていて、
そうは見えない。

 

 

午前9時過ぎのKeePer LABO安城店。
まだまだ静かなようだが、
私が写真を撮っている間にも次々とお客様の車が入って来る。

 

 

続いてKeePer LABO知立店。
みんながんばっています。

 

 

目の前のアピタは開店前でまだガラガラ。

 

 

知立店でも写真を撮っていると、次々と車が入ってきて、
追い立てられるように店を出ることにする。

 

 

おっと藤坂店長!
チーフを北神戸に応援に行かせ、
裏店長の横山さんを刈谷店にチーフとして持って行かれ、
大友親分はトレセンへ。
藤坂店長、かなりヘロヘロに参っていた。
すぐに補強するからもうちょっと、もうちょっとだけがんばってくれ。
(このあと、大友さんが応援に入ってくれたそうだ。仲間だもんね。)

 

 

船渡君が、しっかりたくましくなって藤坂店長を支えていてくれた。

 

 

KeePer LABO刈谷店。

 

藤坂店長を置いて刈谷店のチーフになるも、
後ろ髪を引かれる思いが募る。(でもないかな?)

 

 

いい笑顔してるね。

 

 

新・村藤店長。
古巣に戻ってきました。

 

 

はーい、トミーー!

 

 

おや、ウッシー。
どうせ昼ご飯が遅くなるので、9番(休憩)の間にちょっとオニギリで腹ごしらえ。

 

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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