今日は土曜日。
珍しく何のスケジュールも入れなかったのは、
かなり長くなるだろう原稿を書きたかったからだ。
朝からずっと原稿を書き続ける。

昼ごはんを事務所にいたスタッフと食べたほかは、
何度か一階のトレセンで行われている新入社員の研修を覗いたぐらいで、
ずっと原稿を書き続ける。
仕事のために書く原稿はずいぶん考えながら書くので、
思ったことをざっと書くブログの文章の5分の一のスピードでしか書けない。
書いたり消したり、順番を変えたり、別の文章を挟み込んだり、
ほとんど四転八倒状態である。
文章に詰まって空を睨んでいると、
つい、ウトっと来て、居眠ってしまうこともあるが、
イカン、イカンとほっぺたを叩く。

そんな感じで書き続けて、約9時間、
ワードを12フォントの文字で9ページと少しだ。
原稿を渡した萩野君が、何のソフトが知らないが字数が一目で分かるらしく
「6,750字ありますね。」と言っていた。
ほーっ、そんなにあるのかと思った。

初めて自分が書いたものの文字数を聞いので、
変な計算をしてしまった。

いつも書いているこのブログで、
大体ワード3枚から7枚くらい書いて、それをブログに貼っている。
平均して5枚くらいだとすると、一つのブログで5/9×6,750≒3,750字
(それでもブログは早く書けるので、いつも約1時間半で書ける。)

2001年1月から2554話書いて、
その間に、今はもう無いレース記などを200話は書いているので、
(2,554+200)×3,750=10,327,000字となる。

加えて、キーパータイムスの記事は、
今は手分けして書いているが、昔はほとんど自分で書いていた。
毎日のメールを30通は書くので、かなりの量になる。
ほかに今日のように色々な原稿を書くので、
ブログとは別にその半分くらいの文字数は書いているだろう。

とすると、なんだかんだとこの約10年間で、
なんと1,500万文字くらいは書いているのではないか。
イヤーすごい数ですね。

しかも文字はただ単に文字を書いているだけでなく、
文書一つ一つを考えて意味を持たせて書いているわけなので、
ものすごい思考の量と同時にキーを叩いているわけだ。

私はきっと、考えて、文字を書くのが得意なので、
こんな量になったのだろう。
私は、車を洗っても、コーティングをしても、もう誰にも勝てなくなっている。
だから、自分の得意な仕事を一生懸命することが最善だ。

長い梅雨が明けて、
今日のKeePer LABOは、年末と同じようなラッシュになっている。
しかも気温も上がって、皆、大変だろう。
現場が長かった私には、その大変さが身にしみているので、
その様子を想像するとソワソワして落ち着かないが、何一つ手を出せるわけではない。
私は、私がもっとも得意なことで一生懸命になるしかないのだ。
そう自分に言い聞かせる。
これを書いている今、
午後9時を大きく回って各店舗とも営業時間を過ぎているが、
どの店舗からも、営業が終わった印でもある「日報」が送られて来ない。
溜まった仕事がまだまだ終わらないのだろう。

話は戻って、
10年間の約1,500万字、
全部「ひらがな打ち」で書いたものだ。
私は20年以上前、ワープロの時代から文字をキーボードで打っているので、
あの頃の主流であったJIS配列のひらがなキーで打っているのだ。
「ひらがな打ち」と言うとバカにする諸君、
「ひらがな打ち」は、
一つの文字を打つのに2回キーを叩く「ローマ字打ち」より、絶対に早いのだ。

どうだ、まいったか。

しかし、
そろそろ机の上を片付けないと、仕事をする場所がなくなってきた。