2010年05月22日(土曜日)
2507.あっけなくドライバーチェンジ
今日はレースの練習日。
走れるのは30分ずつを2本だけ。
鈍くなっている私としては3本くらい走りたいところだが、
体力を考えれば2本がちょうどいいと言えばいい。
最初の1本は予定通り私が25番ゴルフⅥ(シックス)に乗り、
畠中君が26番ゴルフⅤ(ファイブ)に乗ってコースに出る。
タイムは私が1分58秒6、
畠中君が1分56秒5。
これであっさりとドライバーのチェンジを決めた。
ゴルフⅥは最新ではある故に、
安全のための電子デバイスが深く介入する傾向があり、
ESP(横滑り防止装置)をスイッチでカットしていても、
急激な横Gがかかると自動的にブレーキが効き、失速する癖があるそうなのだ。
だから、急な横Gがかからないスムーズな運転が必要とされる。
スムーズな運転とは私がもっとも苦手とするところで、
私がゴルフⅥでレースをするのはそれなりに練習を積んでからの方が良さそうだ。
今回は、25番ゴルフⅥは畠中君が運転することとして、
私は数年前から乗って慣れている26番ゴルフⅤに乗ることにした。
その方が、他のゴルフⅥに乗る競合の人にとってもレースが面白くなるはず。
ちょっとむなしい部分もあるが、
それが一番いいと思って、そう決めた。
午後からの1本は、私がゴルフⅤ、畠中君がゴルフⅥに乗って練習。
私が1分58秒5。
畠中君が1分56秒1。
クルマが逆になってもほほ同じタイムである。
ただ私が乗ったゴルフⅤは、タイヤがもう限界でなり途中で剥離し始めたので、
タイヤがまともだったら57秒台までは行けたと思う。
私はいつも畠中君の1秒半遅れなので、これは確実にいけると思う。
しかしゴルフ「Ⅵ」は「Ⅴ」に比べてまだそんなに速い車にはなっていない。
明日はゴルフⅥが5台。
ゴルフⅤは4台。
同時に走っても、それぞれ別のカテゴリーとしてレースが行われる。
私は三台の競争相手とレースを戦い、
畠中君は四台の競争相手とレースを戦う。
しかも、明日は大雨が降るらしい。私は雨のレースがそんなに苦手ではない。
これはこれで面白い。
これはゴルフGTIに標準でついているブレーキキャリパー。
ブレンボのトレードマーク「赤いキャリパー」。
慣らし運転で約1,900km走った後だ。
そして、2本のレーシング走行の後、
激しいブレーキングの発熱で美しい赤いキャりパーが黒く焼け焦げ、
ハブは酸化して錆だらけ、
レーシング走行とは、一般の走行とは別次元の負担がクルマにかかる。
もちろん人間にも。