2019年09月26日(木曜日)
9.26.議長が自分ではない株主総会はさみしい
今日はKeePer技研株式会社の株主総会。
今年も、便利でいいと言うことで評判の良い名古屋駅のマリオットホテル。
でも、いささか料金が高いので、ちょっと考える。
昨年は、
170名様の参加を見込んでイスと机を用意したが、
便利さが数を呼んだのか、最終的に210名様の参加があって、
急遽、追加の椅子を用意して通路に並べた。
一昨年の、
大府のトレセンでやった総会が50名様位の出席だったので、
駅前で便利が良くなったからと言って
せいぜい170名で十分だろうと思ったのが、甘かったのだ。
そこで今年は、学習したので、
最初から318席のイスだけを用意した。
机なしでイスだけならば318席まで並べられることを聞いて、
部屋はそのままで、机を無くしてイスを増やすと言う作戦だ。
ましてや、今回は総会の直前に資本業務提携を開示していて、
市場もストップ高⇒翌日暴落という激しさだったので、
きっと昨年よりももっと多くの株主さんが来られるだろうと踏んだのだ。
そして、今年からは総会の議長が私から新しい賀来社長に変わる。
私は総会が好きだった。
議事を長々とセリフを読んでいくのは大変だが、別に嫌いではない。
それより、株主さんからの質問を受けて、それに応える時間が好きだった。
株主さんは多かれ少なかれKeePer技研㈱という会社の事を考えてくれていて、
色々と質問してくれる。
普段、私達が考えもしないような角度で切り込んできて、
それに私達がたじたじするのが好きだ。
質問者を当てるのは議長、応えるのも議長。
その議長を、今年は私ではなく、新しい賀来社長がやることになっている。
つまらない。
今日は、たくさん来られると思って机を無くしてたくさんイスを並べたのだが、
意外と出足が少なく、11時の開始前の時点では170名様ほど、
それでも開始の時刻にはどやどやっと来られて230名ほどになった。
318席揃えた椅子は空席が目立つが、
そみしいほどのガラガラではない。
総会が始まる。
セリフを読んでいくが、
それを読んでいるのが自分でないのが寂しい。
そのうち、私が2月12日に社長を変わったことの報告と挨拶をする。
今日の朝の星占いは「言葉足らずで相手にうまく伝わらない。」だったので、
気を付けるが、言い残しがあるようでスッキリしない。
資本業務提携についての説明も私がやった。
質問が始まる。
最初の2つの質問に私が答えたが、
質問「会長は、新しい社長と専務を、なぜ彼らを選んだのですか?」は、参った。
そんなこと考えたことも無かった。
「順番です。」と言ったらひんしゅくを買うだろう。
仕方ないので
「よく働くし、みんなの先頭に立って仕事が出来て、信頼されているから・・・」
今日の朝の星占いが
「言葉足らずで相手にうまく伝わらない。」をまた思い出す。
しかし、株主様からの質問は次々と出て、今日は非常に活発だ。
質問
「自己資本比率が随分高いが、もっと株主に還元すべきではないか・・」
そういう話は、君はオーナー社長ではないから、こちらに回せ・・と思うが、
議長は「私がお答えします。・・・・」と、中々こちらに話を回してこない。
そういえば、
昨年まで、私が議長をしていた頃は、
あらゆる質問に対して。すべてを私が答弁していた。
それが議長の当然の仕事のように、すべての質問を自分で答えていたのだ。
だから、新しい賀来社長もそうしなければと思ったのだろう。
一生懸命に答えている。
誰が答えるべきかどうかという問題ではなく、
単に自分が、会社側と株主さんとの間のコミュニケーションに入れないことに、
イラついている事に気が付く。
自分は単にたぶん寂しかったのだろう。
ふと、きがついた。