2010年04月22日(木曜日)
2481.富士山をしばらく見ていない
今日は午後まで仕事をしてから東京に向かっている。
雨の日に東京行きの新幹線に乗っても楽しみが無い。
私の幸運の女神、富士山が見えないからだ。
今日は朝から雨が降り続き、雲が低く垂れ込めている。
3月から4月にかけて日照時間が記録的に少なく野菜が高騰しているそうだ。
野菜が主食である陸ガメの「トンボ(体重約50kg)」も、
今は食費がずいぶんかかる。
一時、足が萎えてあまり歩かなくなったトンボを獣医さんのところへ連れて行ったら。
「野菜」はいいけど「あんぱん」とか「うどん」とか、
そんなものを与えていたら、
肥満になって体を悪くして死んでしまうと言われ、
大好物であった「あんぱん」も「うどん」も与えられず、
キライな人口飼料の「亀フード」を与えられ、トンボは今、ちょっと可哀想。
私も重大な決意を持って「本気でダイエット」を敢行中だが、
あまり目に見えての効果は出てこない。
それでも胃が少しは小さくなったのか、
おととい仙台で食べた「アンコウ鍋」があまりにうまくて、
胃が痛くなるのもかまわず、「アンコウは別腹だ」なんて、
訳の分からないことを言いながら、しこたま食べすぎた。
胃が昨日と今日少し痛い。
トンボは健康のために「あんぱん」と「うどん」を禁止されても、
腹が減ればキライな「亀フード」も食べるが、
私は、どんなに禁止されても、脅されても、
あまりに旨いものが目の前に来れば、
「今回だけだ、これだけは誰がなんと言っても、食うぞ。」と言ってしまえば、
誰も止められる人はいない。
そういう意味では、私はトンボ以下である。
そんな訳で胃が痛い私なのに、
夕方、大森で一仕事してから八王子まで行って、
八王子店のスタッフたちと、たぶん相模原店と上溝店のスタッフたちも集まり、
「飲み会」をやることにしている。
卑しい私のことだ、今日は控えると言いながら、
少し酒を飲むと胃がしびれるので、またどうせ、飲むのだろう。
そういう意味では、私は本当に学習能力が無い。
酒が飲めて、みんなと騒いでしまえば、みんな忘れてしまうのだから。
しかし、こうまで長い間「幸運の女神・富士山」と会っていないと
だんだん不安になってくる。
昨日も花巻から帰ってくる飛行機から、
雲の上に頭を出した富士山が見えるかもしれないと、
がんばって外を見たが、
残念ながら、真下の山が見えただけで、遠く富士山まではまったく見えなかった。
八王子で飲んで、泊まって、
明日は朝から長野の松本へ走っていくことになっている。
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と、ここから、東京から名古屋に帰る新幹線の中。
周期的にお腹が痛かったのが、だんだんその周期が短くなって、
痛み方もひどくなってきて、
これはちょっとイカンなと思って名古屋に帰ることにしたのだ。
これは一昨日の食べすぎとは関係なさそうだ。
出張先で苦しくなると本当に困ってしまうが、
家に帰っていれば何とかなる。
思い切って帰ることにした。
八王子店と相模原店、上溝店の諸君にはホントに申し訳ないが、
私の代わりに鈴置君が行ってくれるので予定通りみんなで食事をして欲しい。
ちょっと昔までは体調が悪くなっても、
そのまま強引に働いていれば、知らぬ間に直っていたものだが、
最近は歳と体力を考え、よほど無理はしないと決めたのだ。
陸ガメのトンボは80年も生きるそうだが、
まだ15歳。
私は58歳、まだ弱ってくるような年齢ではまったくないが、
無理は控えるべきに体力にはなってきている。
情けないが、もうちょっとの間、がむしゃらに働きたいので、
引き返すことが出来る時は、躊躇することなく引き返すことにする。
これを書いている時は、痛みがすっかり引いて、
帰ってくるのではなかったかなと思うのだが、またじきに痛くなって、
早く家へ帰りたいと思うのだろう。
なかなか思うようには行かないものだ。
そろそろ富士山を見ないと、私の幸運が枯れてしまいそうだ。
昨日、花巻から帰ってきた時、
次の日の晴れを約束するはずの夕日が赤かったのに。
今日は雨雲が地面の建物すれすれまで降りてきている。
すごく寒い。
一年ぐらい前のトンボの写真。
そういえば、最近トンボの写真を撮っていない。