2010年04月15日(木曜日)
2475.微熱もなかなかしんどいもので
五日前の夜、
寝室に暖房を入れようかどうか迷うくらいの暖かさであった。
私は暑いのが苦手なので、
つい、暖房を入れず寝たのだが、
夜の夜中、温度が思ったより下がって冷え、
歯がガチガチ鳴るくらい体が冷え切って目が覚めた。
寝相が悪い私は、
夜中に布団を被っていることはまれで、
ガチガチいいながら目が覚めた時も、布団は体の上にはなく、
いつものように大の字になって寝ていたのだ。
あの時、私は風邪を引いたのだろう。
平熱が36.0℃しかない私に、36.5~8℃あったのは、微熱がある状態であった。
それがもう五日間続いている。
月曜日は北陸、火曜日が東京、水曜日が大阪、明日は広島。
全部合わせると約500人の方が来てくださったので、
何があっても穴を開けるわけには行かない。
こればかりは誰かが代わってやれる仕事ではないのだ。
もちろん、微熱なんて大したことではない。
少し気を張っていれば、本人だって忘れてしまう程度のことだ。
腹が痛いわけでも、頭が痛いわけでも、セキが出るわけでもない。
ちょっと頭がボーっとしていて、なんとなく体がだるい程度。
しかし、これが五日間続くと、ちょっと気力が萎えてくるような疲れを感じる。
二十年以上も風邪を引いたことがなかった私が、
先々月、新型インフルエンザにかかり、
今度は、冷えただけで体のバランスがくずれ風邪を引いた。
年を重ね、58歳で、体のどこかが確実に変化してきているのだろう。
明日の広島が終わったら、
土曜、日曜とキーパータイムスの原稿書きだけで他に仕事を入れていないので、
たっぷりと睡眠時間を稼ぐことにしよう。
私はいつも強がりばかり言っているので、たまには、弱音を吐くことも
本音ということで勘弁して欲しい。
それにしても「花粉症」の人はもっともっとツライのだろうな。
人が鼻と目を真っ赤にして花粉症に苦しんでいるのを、
「分からんものは、分からんので、仕方ない。」と同情もしなかったが、
やっとそのつらさの一端が分かったような気がする。
しかし、花粉症は今まで何ともなかった人が、ある日突然になるという。
下手に「うわさ」をすると、私もなってしまうかもしれない。
くわばら、くわばら。