2010年04月06日(火曜日)
2468.学習能力とおバカな胸毛自慢三人
今日は(快洗隊改め)KeePer LABOの店長会議。
会議終盤の事例発表はそれぞれが実のある事例を発表してくれて面白かった。
その中でも一宮店の三浦店長が一味違った面白い発表をした。
一宮店は何ヶ月か前、
毎日、旧快洗隊ブログにアップしていた時期がある。
彼は思い込んだら貫徹するほうで、
毎日ブログをアップしようと、
何でもかんでもネタがあれば書き、
毎日書くというプレッシャーの中で、つい、身内ネタに走りがちで、
端から見ているとハラハラする内容もあった。
「三浦君、身内ネタもいいけど、
自分たちのことばかり書いているような一宮店に、お客様は来たいと思うかな。
5万円もするダイヤモンドキーパーを買いたいと思うかな。
思わないと思うよ。」そんな風に三浦店長に言ったことがある。
それからしばらく一宮店は、
ブログアップが無くなった。
彼らが一生懸命書いていたのに冷や水をかけてしまったかなと思ったが、
最近また一宮店がほとんど毎日ブログアップするようなった。
しかし内容はガラッと変わった。
身内ネタが無くなって、お客様のことをいっぱい書いている。
それも、ダイヤ、クリスタルなど高い商品を買ってくれた車を載せるだけでなく、
普通の手洗い洗車、室内清掃などだけをさせていただいたお客様も載せる。
しかも、お客様とスタッフとの会話が入っているところが楽しい。
ブログに載った車のお客様も、ブログに載せたことをとても喜んでくれているらしい。
私がお客様だったとしたら、私はこの店に行きたいと思う、
たぶん、これから一宮店は確実に成長して、
たくさんのお客様に愛されていくような気がする。
自分が一生懸命やっていることは、
それが一生懸命であっても、それを見た人がどう思うのか。
一生懸命にやったこと自体は、
それを見て読んだ人には関係ない。
ブログを毎日書いたのは自分の店のためであり、
自分のためであった。
それを見た人は、それを感じて、
この店がお客様である自分のためになることをしてくれるとは思わない。
自分のためをやればやるだけ逆効果になっていたのだ。
しかしそれを指摘されてから
内容が変わった。
車のキレイを任せてくれたお客様に喜んでもられるようなことを、
お客様とのやり取りも含めて書いたことによって、
この店がお客様のことを考え、お客様のためのことをしてくれることを、
見た人はきっと感じるだろう。
お客様は、お客様のことを考え、お客様のためになることをしてくれる店を選ぶ。
「この店、行ってみようかな」と思うのではないだろうか。
ここで、彼のすごかったところは、
自分を否定する力を持っていることだった。
一生懸命やっていることを否定されると、
たいていは「わかってもらえない」とか、「一生懸命やっているのに・・」とか、
否定されたことに被害者意識を持つものだが、
彼は、なぜ否定されたのか、素直に考え、気が付いて、自分を否定することが出来た。
自分の思い込みを自分で否定して、
気が付くことができた。
自分の思い込みに執着して、
自己弁護や自己防衛の発想に縛られていると、
自分の誤りに気が付くことは出来ない。
今の自分を否定する力こそ、
学習能力であり、
今の自分を乗り越える成長の有効な手段となる。
松戸店の多田店長が、テレビ電話の向こうで、
9ヶ月連続予算達成の秘訣を発表。
と、ここまでは真面目な話、
・・・・
・・・
・・
・
ここからはうって変わって不真面目な話。
昨日の飲み会。
私はこれを載せるかどうか迷ったが、
「まっ、いいかっ。」で載せることにした。
昨日の夜、名古屋営業所の連中が、
快洗隊から営業にデビュー「伊藤正希」の
「歓迎会&送別会」という名の飲み会をやった。
営業への歓迎会と、伊藤君が3年半も居すわり続けた二階の寮からの送別会である。
しかし、そこはいつもの、何かにこじつけてのただの飲み会。
料理はいつものおいしくて安い「火鍋」
酔っ払って「菅ちゃんと伊藤君の胸毛自慢」・・・恥ずかしい。
もっとバカなのが、
「俺にも胸毛があるぞ。」と、
胸のホクロに生えた一本の毛を見せる藤川君。
送別会として伊藤正希に送られたプレゼントは、
声を録音して目覚まし音にする目覚まし時計。
録音した声はもちろん私のやさしい声である。
これで彼は一人暮らしになっても遅刻をすることはないだろう。