2019年09月21日(土曜日)
9.21.競技得点だけで32人中20人までが160点オーバー
昨日、大府の中央トレセンを使って1つの技術コンテストが開かれた。
KeePerの最大のユーザーである㈱ENOSウィングさん(以降敬称略)だ。
KeePerを会社の最も重要な戦略商品に上げていただき、
特に技術力の向上に力を入れ
先月のキーパー選手権では約3,500店舗の参加中、
ベスト100になんと80店舗も入賞させたほどの超実力派です。
これは決して売り切り戦術などで得た単発の成績ではありません。
技術の向上とサービスの高品質の維持を掲げて
3年かかってお客様からの信頼を得ることに専心して、
リピートのお客様を積み重ねてきて、
年に二度、夏冬のキーパー選手権での入賞店舗の店舗数を、
着実に増やしてきたものです。
このような実績を上げている㈱ENOSウィングの技術コンテストです。
選手権での成績を見てもをの施工台数の多さは半端ではなく、
KeePerの施工技術も上手いだけでなく実戦的であるはずです。
この日のコンテストの為に㈱ENOSウィングは、全国の支店で予選を実施、
そこで勝ち抜いた選手と、
KeePer技研㈱主催のコンテストの、
全国チャンピオン決定戦出場の選手をシード選手として計32名集まりました。
注目はうち11名が女性選手。ここでも女性が多くなっています。
しかも予選での成績はけっこう上位を占めています。
しかし、結論を先に言ってしまいますが、
優勝したのは愛知県新城の店舗の星野選手。男性です。
このコンテストではクリスタルキーパーで競われました。
ただし今回は「時間加点」無しで、
競技得点だけで競われました。
車両はシルバー色のプリウスで半分ずつを施工し、一発勝負です。
採点者は、KeePer技研㈱の全国の営業所の全員所長で占めました。
競技は大変厳しい僅差が予想されるので
競技の採点には一番熟達している営業の所長達が担当しました。
競技は淡々として、
みんな上手いのですが、
考えられない様な「数」をこなしてきた実力派たちばかりです。
無駄な動きが全くなく、
だから、かえって動きが地味で、
そのくせ、ふっと気が付くとみんな恐ろしく速くて、
一番早い人で20分と十数秒。みんな二十分台で、
最後に取り残されて人でやっと30分だ。
時間加点なしでいくら遅くても成績に影響ないのですが、
みなさん、いつものように普通にものすごく丁寧に施工していても、
上手くなっているので、みなさん恐ろしく速くなってしまっているのだ。
三年前、初めて㈱ENOSウィングが社内技術コンテストを行った時には、
全員が三十分台で、遅い人は35分を過ぎでもまだ終わらなかった。
あの時と比べると隔世の感がある。
「上手くなるには数をやるのが早道」「上手いは速い」
無駄な動きがまったく無く、だから、かえって静かさを感じさせられて、
みんな、恐ろしく速い。
そんな凄まじささえ感じさせられる印象的な競技会でした。
その結果、表題にもあるように、
競技得点だけで32人中20に人までが160点オーバー。
160点は、本当にそう簡単には取れません。
実は、減点ゼロで160点であり、
特に秀でている(すごいと思わされる)部分の技術があると、
一つの技術について2点ずつ加点されて、技術点のMAXが170点となる。
(これは過去に富士市の渡辺さんが一度だけ取ったことがある)
だから160点は地方の県チャンピオン戦ならば十分に優勝できる点であり、
なのに、160点以上取った選手が20人もいたので、
でも、この競技会では上位10人が表彰と景品獲得対象だったので、
160点ちょうどを取った残り10人までが、無表彰、無景品であり、
皆の前で呼ばれもしなかったという、ある意味、過酷な競技会となったのです。
ちなみに、今回優勝の星野選手は164点、
2位は女性の江口選手で、同点の164点。
同点の場合だけ、競技タイムの早い方が勝ちなっていたので、
かろうじて星野選手が優勝となった。
江口選手はフットサルの日本代表の選手でもある。
星野選手は29歳の独身男性で、結婚は早くしたいと言っていた。
間違いなイイ男である。保証する。
私は生まれて初めて、
自ドリ写真を撮った。一緒に撮ったのはもちろん星野チャンピオン。
素晴らしい競技会だった。