2010年03月30日(火曜日)
2463.昨日の板橋店でのテストで思った事
昨日は東京への日帰り出張だった。
ケミカルのテストで一日使ったのだが、
いまさらながら思うのは私たちの作ったケミカルがすごいということ。
まことに手前味噌ながら、本当にそう思った。
絶対的な安全性を確保しつつ、圧倒的な性能を持っていることに改めて感心する。
たとえば「爆白」、
汚れ落としの性能は他に比べるべき物がないほど圧倒的で、
従来の「水垢落としは力仕事」であるという概念を根底からくつがえす。
爆白を塗り拡げれば、すぐに水垢が浮いてくるので、
それをそっと動かすだけ。
それで頑固な水垢が簡単に取れてしまう。
初めて爆白の水垢落としを経験する人はほとんどびっくりする。
洗車やコーティングのケミカルに精通している人ほど、その驚きは大きい。
それでいて、絶対的な安全性を持っていて、
塗装を荒らすことは100%ないと言っていい。
たとえば爆白をテストピースに乗せ、
下から火であぶっても、つまり温度を過激に上げても
塗装はなんら損傷されることなく、ピカピカのままだ。
普通のシャンプーよりも塗装に対する安全性が高いほどで、
圧倒的な性能と絶対的な安全性は、まったく他に類を見ない。
「クリスタルキーパー」においても同様で、
作業性の良さと、安全性、作業環境を選ばない利便性、
特に、その仕上がりの良さは、いまだかつてない高いレベルにある。
テストを繰り返すたびにそのすごさを改めて認識させられる。
これらは製品がこんなにすごい物になったのは、
それを使う人のためを、それを使ったキレイを買う人のためを本気で考え、
それを目的に作ったからだろう。
これらを最初から「このケミカルを売るため」を目的に作っていたら、
最初から「こういう種類の製品はいくらなら売れるか」が設定され、
コストが限定され、使用する材料を制限される。
私たちはあくまでも快洗隊などで自分たちも使い、
お客様に直接に接して、お客様に本当に喜んでいただくことを目的に製品を作る。
たくさんのキーパー施工店、キーパープロショップで使う人と直接接し、
お客様のことを一緒に考える。
だから、性能をトコトン追求し、絶対的な安全性を追及する。
だから初めからコストを限定することもしないし、
使用する材料を限定することもまったくない。
まず、妥協をしない性能と安全性を確保した上で、コストが決まる。
順番が逆なのだ。
性能を上げるだけなら、そんなに難しくない。
特にボディガラスコーティングの類ならば、
世の中に溢れるほど出回っているポリシラザンを使っていけば、
どんなに硬いコーティングも、どんなに分厚いコーティング被膜も容易に造れるが、
施工される環境や、ほんのちょっとの手違いで
車の塗装に取り返しのつかない損傷を与えることになる。
そうでなくても施工は困難であるし、
再施工はより困難になる。水シミの問題もつきまとう。
これでは、実際に使う人達のため、お客様のためになるかどうかは非常に疑問だと思う。
これを根本的に解決したのが
ガラスの結合をナノレベルにコントロールしアルコキシオリゴマーの状態にすること。
加えてレジンで二層のハイブリッド構造にする。
これで、革新的なダイヤモンドキーパーと、
さらに革新的なクリスタルキーパーが出来た。いずれもハイブリッドである。
・・・・・・
こういうことを書き始めると終わらない。
しかし、どんな物を、どんな価値観で、どんなに完全に作っても、
これが広く世の中の役に立たなくては、作った意味がない。
だから、売り方を考える。
考えなくてはならないことがいっぱいあるが、
まず、いい物を作る。
買っていただくお客様のため、使う人のためを真剣に考えて作る。
それから売り方を考える。
それでいいと思っている。
だから、たくさんのお客様と使う人達の支持をいただいて、売れているのだと思う。
この日、テストの場となった快洗隊板橋店は、
宇井チーフと、山本さん(もっさん)の二人の運営であった。
オープンから一年半、お客様の信頼を積み重ね、まだまだ伸びる。
東京からの帰り、ビルの間に沈む夕日が明日(今日)の晴れを約束していた。