2010年01月14日(木曜日)
2402.言いようのない恐怖を感じる
息子が新型インフルエンザにかかってダウンしたことを、
ブログに堂々と書いていた青木所長は、大事をとって、早速出勤停止になった。
新型インフルエンザは、まさに大流行中の様相だ。
私も今日、仕事から帰ってきてから、
セキが止まらないので熱を測ってみたら35.9℃。平熱より低い。
一日中、事務所で打ち合わせをしていたので
異常にタバコを吸ったせいで喉がかゆいのだ。
新型インフルエンザとはまったく関係ない。
しかし、明日は東京の日帰りだが、
来週月曜日から3日間で、
中部→札幌→仙台→相模原→羽田→四国松山→中部を移動する。
間違いではない。
正味3日間でこれを移動し、各場所でしっかりと大切な仕事をこなす。
移動そのものは、慣れで、
別に疲れるものではないが、
大きな温度差と、人ごみでインフルエンザウィルスに感染することが怖い。
悪いことにこの出張から帰ってすぐに「ケツの切開」が待っている。
ケツの左に吹き出物のようなできものが出来て、まったく痛くはないのだが
透明な液体が噴火口から時々出てなかなか収まらない。
昨日、外科に行ったらすぐに切りたそうな雰囲気であったので、
「今日は午後から広島に行かなくてはなりません。今度にしましょう。」と逃れ、
21日まで先送りした。
先送りは、イカン。
問題と痛みが先に行っただけで無くなったわけではない。
後に行けば行くほど「いやだなぁ~」の期間が長くなるだけで、何の得もない。
昨日切っておけば良かった。(後悔)
その翌週は、今度は四日間で、
名古屋→東京→そのまま東京→羽田→福岡→広島→名古屋の出張が待っている。
私はスケジュールを入れていって、
予定の欄が隙間なくびっしりになっていくのは快感なのである。
などと書いたり、
言ったりするから、
会社の連中が私のスケジュールの隙間を見つけると嬉々として予定を入れてくる。
でも、そういう連中は自分も仕事が出来る奴らなので、仕方がない。
情報は公開すればするだけ良い。
自由に情報を公開し、
その情報を出来るだけたくさんの人に使ってもらい、
自分も自由に情報を得て、それを活用できることが現代の生活とビジネスの基本だ。
世界最大の検索サイト「グーグル」が、
中国での活動を停止すると、テレビが言っていた。
権力から個人メールへの不当なアクセルが止まらず、
個人情報の保護のために、今世界一のマーケットになりつつある中国から撤退するそうだ。
表面的には個人主義で自由主義に見えるが、
その権力構造そのものは、
紛れもなく一党支配の全体主義国家であること忘れがちだ。
権力構造が個人のプライベートな部分に侵入してくることは、
まさしく全体主義的であり、背筋が寒くなる思いがする。
世界を網羅している最大の情報検索サイト「グーグル」は、
貪欲なまでにシェアを伸ばそうとする会社であるのに
そのグーグルが、
世界でもっとも大きなマーケットに成長する寸前の「中国」から撤退するのは、
余程のことがあるような気がする。
私はこのニュースに言いようのない恐怖を感じた。