谷 好通コラム

2009年12月25日(金曜日)

2385.毒をもって毒を制する作戦大成功

午前中の福岡行きをキャンセルしたあげく、
午後からの新涯店行きまでキャンセルしてしまった。
午前中にたまたまあったトラブルに対処しているうちに遅くなって、
広島県福山市にある新涯店に行ってから、北神戸店に戻るのが無理になったのだ。
とは言っても、膝がどうにも痛くなってきて強行軍がきつくなったことも正直なところ。
半年かかってやっとほぼ普通になってきたのに、
痛い状態に戻る時はペースが速いものだ。ちょっと、がっかりしている。

 

快洗隊北神戸店がただいま絶好調である。
山本店長は一度「危険人物」と称せられ、
一時は「注意人物」まで出世したが、
またもや「危険人物」に降格したかと思われたこともあった。
しかし最近、高尾君という良き相棒を得て、
素晴らしいチームワークで、北神戸店の実績もぐんぐん上がり、
一挙に「普通の人」まで大出世しつつある。
このまま行くと来年は、そのまま「優秀人物」にまで突き抜けてしまうかもしれない。

 

山本店長は仕事に対して厳しい。
それはそれでいいのだけれど、時たま、ちょっとピントが外れる。
思い込みが激しい面もあるのだ。
それで去年、「危険人物」の称号を北神戸店で得て、
知立店の竹内道場に強制入所させられ、
1年の懲役を経てようやく「注意人物」まで出世し北神戸店に生還した。
しかし出所後、またもやピントをはずし気味になって「危険人物」に没落の可能性があった。

 

どうすればいいのか。
一計を案じひらめいたのが「毒には毒をもって制す作戦」

 

新涯店に非常にキャラの強いスタッフがいた。高尾君。
いい奴なのだが、どうも普通の感性とは一路線違った感覚を持っていて、
いつもどこか外していながらも、本人は全く気が付いていない。

 

毒には毒をもって制すとは、
ピントを外す山本店長率いる北神戸店に、
いつもどこかを外している高尾君を赴任させること。
外しコンビである。

 

これが良かったのである。

 

なぜ良いのか、まったくうまく説明出来ないが、
店が明るくなって、動きもいい、着々と実績も上がっている。
今年の12月、今のところ、前年同月比アップ率ナンバー1。
しかも北神戸店のギネスを狙っているというのだ。

 

毒には毒をもって制す。

 

理由は全くないが、
いい仕事は出来るが誤解されやすい二人がここで本当にうまくいく確信はあった。

 

私はこの二人が実は大好きだ。

 

 

変な二人の中でこの人は普通の人。(たぶん)
南向君。

 

 

このコーティング予約ボードを見ても好調振りがうかがえる。

 

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    代表取締役会長兼CEO

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    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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