2009年11月21日(土曜日)
2357.私の食欲がなくなった時
年に何度か、食べることにおいては非常にいやしい私なのに、
食欲がなくなる時がある。
今日がたまたまそれであった。
冷えたことと、たくさん歩きすぎたことが原因のようだ。
北海道は寒かった。
ずっとマイナスが続いたようなお天気。
黒い雪雲が寒い。
午前中の仕事が、思いのほか早く終わってしまったので、
時間が余った時に行くサーモン会館に寄った。
千歳川の川底を覗くことが出来る施設で、
私はここが大好きで、今までもちょっと時間があるといつも寄っていた。
かれこれ十数年で50回は通っただろうか。
このシーズン、サケの遡上が見られるか、
運が良ければ産卵が見られるかと思ったが、千歳川にサケはいなかった。
ちょうど中途半端なタイミングであったようだ。
サケどころか、いつも見られるウグイもいず、
アマゴが二匹、一瞬だけ見られたに過ぎず、残念だった。
ここで足からずいぶん冷えたようだ。
いつもは素通りする大水槽をしばらく見た。
千歳空港はとにかく延々と歩く。
JALのカウンターは変なところにあって、
車から降りたところからずいぶん歩かなくてはならないし、
カウンターから搭乗口がまた遠い、動く歩道もないので、歩くしかない。
帰ってきてからの中部空港も歩く。
延々と歩く。
空港は、歩けない人には気配りがされているが、
歩くのがちょっとツライ程度の人には、とても、ツライ施設になっている。
とにかく歩け歩けなのだ。
冷えた上に、長い距離を歩いたので、
腰と足に負担がかかり、胃の辺りがドヨーンとして、食欲がなくなる。
食べることにいやしい私ですら食欲がなくなる。
冷えと距離を長く歩いた時の、特有の症状なのだ。
腰も膝も、足首もだるく痛い。
帰ってから、食事もまともにせずに、コタツの中にぐったりとしてしまった。
でも、
長い原稿を書いたあと、
風呂に入って、体中を十分に暖めたら、急に腹が減って、
好物のチキンラーメンを食べてしまった。
これがなければ、私のメタボも少しは改善できるのに。
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