谷 好通コラム

2009年11月08日(日曜日)

2347.(ヒロマサ+小杉)⇒絶対に負けるか

1年半前に「グッドカンパニー大賞 新技術事業化推進賞」をいただいた時、
一緒に受賞した十数社の中に「東京ガールズコレクション」を主催している会社があった。
あの頃、私はまったく知らなかったが、
今では「東京ガールズコレクション」はテレビでも大々的に取り上げられるほど
ものすごく有名になった。

 

私は「東京ガールズコレクション」の内容をよく知っているわけではないが、
デレビで言うには、
女子高生や若い女の子たちに大人気のモデルが出演するファッションショーで、
観客もほとんどが女子高生を中心とした十代の女の子たち。
観客全員が立っていて、(こちらの足まで痛くなりそうだ)
人気モデルが有名ブランドや有名メーカーの服を着て、
さっそうと花道を歩くと
若い女の子たちがキャーキャー騒ぐ。
(その光景を私はさっぱり理解できない)

 

そして、みんなが携帯を持って開いている。
なんでも、目の前を歩くモデルが着ている服を、
その場で携帯電話のインターネットで“買っている”のだそうだ。
その売上げたるや想像を絶する金額であって、
若い女子達が盛り上がった状態での購買意欲はとんでもないものがあるようだ。

 

ファッションメーカーもこのショーにすごい魅力を感じているようで、
有名ブランドが名を連ね、力の入れようも半端ではないとテレビで言っていた。

 

「若い女子」という購買意欲満々の人種をターゲットして、
「ファッション」という無限の付加価値を持つ商品を、
「人気モデル」という刺激を加えて、
「ショー」とエンターテイメントの世界を作り上げ、
「携帯電話」と「インターネット」という最も便利な最新の道具で、
一挙に一晩で売上を上げる。
そこに「ファッションメーカー」という最も強力なパートナーが全力で協力してくれる。

 

まさにものすごいビジネスモデルではないか。
巨大な利益を生み出すミラクルビジネスモデルである。
さらに、
この不況化にもかかわらず好調なのは、
若い女の子という需要層ほど不況に強い存在はないからだろう。

 

観客であり購買者である若い女の子は、
思いっきり楽しんで買い物できて、超ハッピー
モデルはハッピーなショーの中でたくさんの観客前に自分を露出し人気を上げられる。
アパレルメーカーは自社のブランドを露出できるだけでなく、実際に売上げがある。
みんながハッピーになることで、
そのファッションショーを主催する「東京ガールズコレクション」は、
ビジネスとして大成功する。

 

なるほどである。

 

このビジネスモデルを作り上げた社長の名前は忘れてしまったが、
その風貌が、我が快洗隊・岡崎店の鈴木ヒロマサ店長に似ていて
さらにその体格はレスラー小杉そのもの、
年齢は30歳代?
受賞者の中では飛びぬけて若い。
ヒロマサ+小杉=決してスマートという印象ではないが、存在感はある。

 

表彰式が東京の商工会議所で行われ、
式のあとのレセプションで受賞者一人一人が小さな段の上でスピーチをした。
「一人2分以内で話してください。」と念を押されて、
ほとんどのみんなが2分以内でスピーチをした。
私ももちろん計ったように2分以内で話をさせていただいたが、
「東京ガールズコレクション」の
彼は、早口で5分くらいアピールをおこなった。
それを見て私は「図々しいやっちゃなぁ」と思ったものだったが、
その後、彼の「東京ガールズコレクション」は超人気となり、
その人気ぶりはますますエスカレートしているようだ。

 

すべての人がハッピーになって、
大きくビジネスが成立する。
そんなビジネスモデルを発想する彼の感性と、
それを具体的にする彼の実現力は、彼のものすごい能力なのだろう。

 

グッドカンパニー大賞の同じ部門賞を受けた者として、
みんながハッピーになれるビシネスモデルを作り上げた彼の大胆な発想と、
何者にも臆さない度胸と、大きな実現力を、
自分にも絶対に出来るはずの現実のこととして、今一度、自分を見直したい。

 

自分に限界を感じるということは、
せっかく自分をこの世に送り出してくれた何かの力、必然に対しての冒涜なのだろうから、
自分に限界など感じていけない。
大胆に、心を空にして、
遠くまで見通せるような透明な視野をもてば、
必ずあるであろうシンプルな答えが出てくるはずだ。

 

 

後列の一番左が「東京ガールズコレクション」の彼、その隣が私。

 

 

今日は愛知県の快洗隊で北半分の7店舗を巡った。

 

最初の大府店は、大府市のマラソン大会で店の前の道が午前中通行止めになっていた。
200mほど向こうの方に赤と白の快洗隊の看板が見える。

 

 

東海店には刈谷店から浅野君が応援に来ていた。
セカハマ(どういう意味か知らない)、ポルポル店長、なぜか?カメラを遠慮する結城GL?

 

 

鳴海店では、三種のキーパーのデザインシートを上手に吊るしていた。さすが堀店長。

 

 

鳴海店は今月、まずまずの好調振りである。

 

 

このあと、絶好調の甚目寺店に行ったのだが、
みんなが忙しそうにしているのに、残念ながら写真を取り忘れてしまった。

 

中川店は午前中暇だったらしいが、
午後から洗車祭となったようだ。

 

 

一宮店。まだまだお客様は少ないが、明るいムードがもうすぐ大繁盛を想像させる。

 

 

ついでに色々用を済ませていたら、夕暮れになってしまった。
西の空の夕焼けが明日の「晴れ」を約束している。
しかし、天気予報のように本当に明後日から「雨」が降るのだろうか。
信じられないが。

 

 

大須店。今日はちょっと暇なようで、店舗チェックを行っていた。

 

 

午前中通行止めだった大府店は、昼から大忙しだったそうで、上谷チーフが嬉しそうだったのが印象的であった。

 

 

私たちは彼らを、お客様を、そして日本国中の仲間たちを、
数え切れないほどいっぱいの関わりある人たちをハッピーに出来るだろうか。

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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