2009年11月05日(木曜日)
2345.スローな生き方もいいな
昨日のブログで、
「今やろうと思えば出来るけど、今やらなくてもいいから今度やる」
こんな考え方の人の価値観として
「せっかく生まれてきたのだから、
あくせくせず、ゆったりと、楽しく、ラクして、人生を楽しまなきゃ損だ。
明日やればいい事は明日やればいい、
明日やればいい事を今日やったって無駄なだけかもしれない。
やればやるだけ、くたびれ損だ。
どうせ死ぬんだから、
何を実現したって、死ねばみんななくなってしまうのだから、
努力したり、一生懸命になったりするのは、
限られた時間しかない楽しむべき人生を損する事だ。」
と、全否定したような書き方をしたが、
これはこのような価値観を否定したものではない。
否定していると取れたとしたら私の書き方が稚拙であったのが原因だ。
価値観とはその人その人特有のものがあって、誰もそれを否定することは出来ないし、
自分の価値観を最善とするものではない。
しかし少なくとも仕事の面においては、
「今やれることは、今やる。」「今日できることは、今日やる。」
このような習慣と行動が、絶対に必要であるとの考えには変わりない。
「今日出来る事でも、今日やらなくても済むから、明日やる」では、仕事は出来ない。
いろんな生き方があって、
スローな生き方もある。
私自身もそんな生き方に憧れている部分もある。
十分に自分の時間を持ち、自然に親しみ、
生き物とのふれあいに心を癒し、
家族との時間を楽しむ。
スポーツに励んで健康をいつくしんで、自らの生の躍動に歓喜する。
「何も生き急ぐことはない。じっくりと人生を満喫しよう。」
そんな言葉を聞くと、
私自身、人生をやり直せるならそんな生き方をするかもしれないな、とも思う。
むしろ、そんな生き方がスマートであり、
その方がゆとりもあって、いい仕事が出来るとも言われる。
たしかにそうかもしれない。
24時間、365日、年中飛ばしまくれば、
オーバーヒートする事もあるだろうし、
空気を入れすぎた風船のように伸びきったゴムになって、
かえってダラダラの仕事になることもあるだろう。
十分に自分の時間を持ち、自然に親しみ、
生き物とのふれあいに心を癒し、
家族との時間を楽しむ。
豊かな心で、エネルギーを満タンにして、
やるべき時に、ビシッと仕事に集中する。
かっこいい。実にスマートだ。
と言っても
私にはとうてい出来そうにない理想である。 !(^^)!
私の場合は相変わらずジタバタ、ジタバタで、スマートさとはかけ離れている。
今日は広島から久留米に移動して、快洗隊の移動・店長会議。
直営店とFC店で全国38店舗ある快洗隊を3つのブロックに分けて店長会議を行う。
今回がはじめての試みだ。
店長会そのものはTV会議を使って毎月行うが、
ブロック別の出張店長会を今後年4回のペースで行う事にした。
直営店とFC店をまったく区別することなく、
比較的少ない人数で濃い内容でコミュニケーションを図り、
快洗隊全体のレベルをもっと、しっかりと上げるための試みである。
先々月終盤から全国を巡る出張が続いているが、
今日も、久留米の店長会が終わったら
翌日のキーパープロショップ研修会のために鹿児島に走る途中、
熊本に泊まって飲むことにした。
先日、熊本で食べた「造ったばかりの温かい“からしレンコン”」が
やたらにうまかったので、
みんなに食べさせたくなったのだ。
「明日、早く起きて走れば、絶対大丈夫だから、からしレンコン食べようぜ。うまいぞ。」
私の誘惑に、みんなコロッと負けるのは、
私も含めてみんな、これはこれでスローな生き方をしているのかもしれない。
ただ、決して、決してスマートではないが。
「造ったばかりの温かい“からしレンコン”」は、圧倒的にうまかった。
お前ら、どこ行くんだ。