2009年07月28日(火曜日)
2269.損得勘定いろいろ
名古屋駅から小田原駅に向かって新幹線の「こだま」に乗っている。
ビジネスにしても何にしても
用件が東京、名古屋、大阪などの大都市に集中しているのか、
「こだま」はいつ乗ってもガラガラである。
私も滅多に乗らないが、「こだま」はのんびりしていていい。
名古屋9時28分発、11時36分小田原着。
2時間と8分間の乗車時間。
①「のぞみ」で新横浜まで行って一駅「こだま」で戻る手もあるし、
②「ひかり」で静岡まで行き、「こだま」に乗り換える手もある。
それどころか
③1時間に一本小田原に停車する「ひかり」もある。
どの方法で、どの列車に乗るのが一番得か。
①の手は、ほとんど時間は変わらない上に乗る距離が多くなるので料金が高くなる。
②の手は、乗り換えが面倒な上、待ち時間があるのでほとんど所要時間は変わらない。
③の手は、もっとも合理的だが、待ち合わせの時間を考えると小田原での待ち時間が多い。
で結局、名古屋駅からのんびりと
「こだま」に乗って小田原まで行くことにした。
「こだま」に乗るメリット。
・「こだま」に乗るとなんとなくのんびりして、気持ちにゆとりが出来る。
・ゆとりが出来ると、行き先での商談にもゆとりが出来る。
・返信し忘れのメールを探すゆとりがあって、失礼を防げる。
・今、これを書いている。
・停車の各駅で、ホームを行く人を眺められる。
・ガラガラなので、喫煙車でも煙くない。
「こだま」のデメリット
・やっぱり遅い。
私はとりあえず中小企業の社長なので、平均よりは少し収入が多い。
しかし、私はどこから見てもただのオッサンである。
平均的、あるいは平均以下の風体のオッサンである。
着ている服も、靴も、ぜんぜん値段が高そうではないし、実際に高くない。
決して品があるわけでないし、
まったく垢抜けていない。
どこから見ても、その辺をブラブラしているただのオッサンである。
そのメリットとデメリット。
おいしいものは食べたいが、
高いものを高い店で食べたいとは思わない。
どんな店で食べても、美味しい物は美味しいし、
立派な店で、いたせりつくせりの接客を受けても、美味しくないものは美味しくない。
だから基本的に高い店は嫌いだ。
高い店は何かにつけてお上品だから、
自分もお上品にしていなければ恥ずかしいと思ってしまうので余分な気を使うし、
余分に気を使っても、どうせお上品には見えないのだから無駄なのだ。
本当に美味しいものは、
実は普通の値段の普通の店にある。
それほど高いものを食べたことがあるわけではないが、これは確信に近い。
だから、普通のオッサンであることで、
普通の店で飛び切り美味しいものを、気軽に食べることが出来る。これはメリットだ。
中小企業の社長などが集まる会議などがあると、
私はいつも、場違いなところに迷い込んでしまったオッサンのようで恥ずかしい。
これはデメリットかもしれない。
ゆったり気分にまかせてたくさんのメールを書いた後、
これを書き始めたが、
先ほど三島駅に停まって、熱海駅に停まって、次は小田原駅。
もう降りなければならない。
走りはのんびりしているが「こだま」でもやっぱり新幹線、時速200kmは速い。
富士駅近くでは、やはり富士山は見えなかった。
というより真っ白であった。
小田原で仕事をした後、新横浜近くで仕事をし、
夜、相模原店に行って、やっぱり飲んだ。
しかし、上溝店は火曜日でお休み。中村君と野崎君には会えなかったのは残念であった。
相模原店のみんなと飲む。
木下君が休みであったのは残念だったが、なぜ萩原がいるのか?
遅れてやってきたもうすぐオープンの八王子店の酒井店長が、
オープン早々8月460万円の宣言をした。ムフッフッフフである。
相模原店近くの「敦煌酒楼」は、本格的な中国料理の味がする。
ものすごく美味いのだ。
ママさん大好きだ。
・・・・・・・・・・・・・・
萩原君の顔は、・・・
本当にでかい。
・・・