谷 好通コラム

2009年06月14日(日曜日)

2230.働かざる者、食うべからず

先月から愛知県周辺の快洗隊巡りも
一日に半分の5店舗ずつにしようと思っていたが、
周り始めると、結局10店舗全部周ってしまったのは、
やはり楽しいからであろう。
それもそうだが、
店舗に行きスタッフと話をすると、いつも新しい発見があって、
私の一番有意義な時間の一つでもある。
会議も、原稿書きも、研修も、営業も、開発も、ご挨拶も、商談も、
考え込む事も、瞑想することも
すべてとても大切な仕事であるが、
自社の店舗、他社の店舗に実際に行って、
スタッフの話を聞いたり、話したり、
お客様のいる場所にいて一人の客になりきってみたり。
そんなことが、
私のアイディアの素になったり、時代を感じる源になったり、
一人一人の背中に家族を感じたりして
「がんばらなきゃいかんなー」と、自分のエネルギーの元になったりする。

 

経営者とは、働く人から搾取することで「ラクして儲かる仕事」ではない。

 

経営者とは、
働くみんなの代表として、
それぞれの仕事が世の中にとって有意義であり、
価値ある仕事にすることによって
それぞれの生活を満たす報酬を安定して得られるための
代表者、指導者としての能力を身に付け、より能力を高めるために学び続け、
世の中の変化を鋭く見極めるための能力を磨き、
それを最も効率的に、かつ不断に発揮することが仕事だ。

 

それが経営者としての仕事だ。
ラクして儲かるのが経営者の仕事ではない。
それどころか
人の何倍も働き、
常に考え、自分の感性を磨き、
決して自分を現状にとどまる事を許さず、
自らの人生を捧げるのが経営者の仕事というものであり、宿命だ。

 

「ラクして儲かる仕事」が経営者の仕事とするのは、
会社という公器を私物化し、自分の報酬を所有者の権利とする価値観である。
「働かざる者、食うべからず」の罰を、いずれは、必ず受けることになる。

 

凡人の極みである私も23年前に一人の経営者となった。
なったからにはその宿命を受け入れる。
その宿命こそ経営者の生き甲斐として喜んで受け入れる。

 

働く人は経営者の権利ために働くなどという人はいない。
個人のため、家族のため、
働く人(経営者も含む)の集まりである会社のため、
仲間たちのため、
その結果として世の中のために働く、
そして経営者は、そのために何倍も働く。当たり前の事だ。

 

 

新しい仲間たちが、慣れない動きで懸命に働く姿を見て、
その重みを改めて、心の真ん中で感じる。

 

絶大なる効果の快洗隊ダイエットを楽しみにしている「菰田君」
やる気超満々。

 

 

一足先に仕事に参加していた石田君。一歩リード。

 

 

全く筋肉痛はないと言っていた坂野君。
ほぉ~たくましい!! すばらしい。楽しみです。

 

 

市川君はとてもいい笑顔の持ち主で、先輩を質問攻めにしている勉強家。

 

 

「彼が一番です。」と、堀店長は中川君を高く評価する。

 

 

鎌田君は兵庫からやってきた。
新しい愛知で伸び伸びとすごく育ってくれるはずだ。

 

 

ひさしぶりに雨マークのない日の中川店。
コイン式ウォータージェットマシーンの前に順番待ちの車が、
快洗隊には何台もの洗車やキーパーコーティングの車がいて、
気持ち良かった。

 

 

新人ではありません。
新装の美咲ちゃんです。

 

 

同じく新人ではありませんが、あまりにも笑顔が良かったので。古味君。

 

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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