2009年05月24日(日曜日)
2213.初代DEF無差別級タッグ王者
人によって特技は色々あるが、
快洗隊にも変わった特技の持ち主がいる。
5月初めにオープンした快洗隊・中川店の小杉研太。
彼の特技はプロレスである。
何を言うより、まずこのポスターをご覧あれ。
DEFとは何の略が知らないが、
愛知県刈谷市に本拠を持つマイナーなプロレス団体であるらしい。
彼、小杉研太はそのDEFの無差別級タッグの初代チャンピオンだという。
さぞや普段の顔も怖いのだろうと思うが、正反対。
底抜けに明るい、笑顔が絶えない好青年であるのだ。
二重の人格という言葉には、陰鬱なイメージがあるが、
この場合は正反対で、
本来の姿は明るく、闊達な働き者で、お客様からも愛されている。
それが、一度プロレスのリングに上がると容赦を知らないプロレスラーになる。
彼は違う自分を演出して楽しんでいるのだろう。
普段の顔は仮面としての良い人であって、本当の自分はエゴの固まり様な人はいるが、
そういう人はある共通点があって普段の言葉の端々にその兆候が見られるが、
小杉研太の場合はその反対で、
プロレス用の怖い顔をしても、愛すべき小杉君の顔がのぞいてしまう。
彼のプロレスが趣味なのか、副業なのかは知らないが、
私は彼をますます好きになってしまった。
自分を取り繕って、本来の自分ではない顔と言葉で仕事をしていても楽しくない。
だからそんな人はぜったいにいい仕事は出来ない。
少なくとも続ける事はできない。
いつかボロが出るし、自分が壊れてしまう事もある。
自分の中にも動物的かつ好戦的な部分はある。
しかし、いつもそれを丸出しにしていては平和な社会生活は出来ないから、
それを噴出させるバルブを自分で持っていて、
ときたま、その好戦的なバルブを全開にして噴出させる場を持てばいいのだ。
彼の場合はそれがプロレスであり、
私の場合は年に何回かのレースであり、
ある人は、ゲームであり、ギャンブルであり(?)、夫婦喧嘩であるかもしれない。
そろそろレースのシーズンが始まる。
7月岡山TIサーキット。
8月富士スピードウェー。
11月仙台SUGOサーキット。
私ももう歳を取ってきたので、
年三回、動物的、好戦的な部分のバルブを開ければ十分だ。
私たちは「初代DEF無差別級タッグ王者・小杉研太」に見習うところが多い。
久しぶりに太陽の見える土曜日曜は、
ちょっとだけのにわか雨にも負けず、世の中の不景気にも負けず。
どの店も元気であった。
中川店の新人アルバイトさん松本君。
昨日の快洗隊周りは池本常務が付き合ってくれた。
大須店の拡張工事。