快洗隊の新店「中川店(仮称)」の店長になる土井君を同行して、
朝、本社を車で出た。目的地は東大阪市である。

東大阪へは、
「大府」から「伊勢湾岸道路」を通って「四日市」に行き、
そこから「東名阪」に入って、「亀山」から「新名神」を通って「草津」まで行く、
そこから「名神高速」を通ってすぐ「京滋バイパス」に入って「山崎(?)」まで行くと、
少し走れば「吹田」に行ける。そこから「何とか言う高速」を経て「阪和道」に入り、
まもなく「東大阪」に到着する。

はっきりしない記憶をたどって書いたので多分に不正確ではあるが、
いずれにしても、ちょっと前に比べると時間がものすごく短縮された。
特に「伊勢湾岸道路」と「新名神」の威力は絶大だ。
「一宮」まで行って「名神高速」に乗っていた頃に比べると、
確実に30分以上は短縮されている。

しかしこのルートの弱点は
「伊勢湾岸道路」「新名神」の間に
「四日市～亀山」30kmぐらいの距離を「東名阪」で走らなくてはならないことだ。
この間は、「名古屋」から「鈴鹿」「奈良」or「伊勢道」へ行く車も合流して、
普段でもかなり通行量が多くなる区間だ。

そこに景気対策として「土日、日本の高速どこまで走っても1,000円」が始まって、
非常に悪い予感はあった。

今日は土曜日。しかもお天気は良く絶好の行楽日和。
そして1,000円。
しかも明日日曜日の天気が崩れる予報なので、今日土曜日に行楽客が集中したのだろう。
いつものように伊勢湾岸道路を走って四日市に到着する前に渋滞が始まった。
それまでも走っている車の多さにびっくりはしていたのだが、
「四日市⇒鈴鹿 事故渋滞10km」と電光表示板に出ていた。
しかも「渋滞を抜けるのに110分」とある。約2時間だ。
誰かおっちょこちょいか無謀なドライバーが
非常に多い車の通行の中で無茶をしたのであろう。

四日市からと表示板にあるのに四日市に着く前からラッシュが始まり、
車がほとんど動かない。
約2時間もあまり動かない渋滞の中にいるのはつらい。
約束の時間にも間に合わないだろう。
そこで、急遽、伊勢湾岸道JTから東名阪を名古屋に向けてハンドルを切り、
約30分かけて「一宮」まで走って従来通り「名神高速」を通って走った。
名神高速は通行量こそ普段より大目であったが、トラックも少なく、
渋滞も一箇所もなく順調に目的に着いた。

東名阪を名古屋に向けて東に走っている時、
電光掲示板が「豊田東JT～岡崎 10km事故渋滞」とあった。
伊勢湾岸道の東と西の10kmの事故渋滞で両端を閉じ込められた形だ。

高速道路1,000円の施策は大成功であったようだ。
国民はこぞって行楽に高速で走って出たようだ。
しかし、あちらこちらの高速道路のネックで大渋滞が発生し、国民は大変であったようだ。

本日の教訓。
土曜、日曜、祝日(?)は、決して高速道路で遠出ではしないほうがいいようだ。
少なくとも、仕事での高速道路を使った出張はしないほうがいい。
1,000円の威力は凄まじく、とても仕事になりそうにない。

東大阪でとても気持ちよく仕事をさせていただいたあと、
堺市のとても魅力的な物件が出て、見に行ったのだが、
予想以上に良い物件でホレボレとしたが、
今あるたくさんのやらなくてはならない仕事を考えると、
今、地理的に脈絡のない堺市に快洗隊の直営店を作ることは断念せざるをえなかった。
関西の土地勘がない私には堺市があんなに南のほうにあるとは思わなかったのだ。

堺市に近い和泉に?IJPの快洗隊和泉店がある。
ここまで来たのだからと思い、突然ではあったが訪問した。
この店は去年の年末、FC店全国一位を取った実力派である。

帰りは阪和道から名阪国道を奈良経由で走り、
あの「亀山～四日市」の東名阪では、案の定、20kmの自然渋滞があったが、
40～60km/hくらいのかなりのスピードで動いたので、
ほとんど予定通り9時過ぎには無事に帰り着いた。

名阪国道途中の高峰SAで奈良の街の夜景が見える。