2008年10月29日(水曜日)
2048.とりあえず一度、丸憶え
ありがたいことに今日のセミナーは欠席者がほとんどなしでほぼ満席。
外の気温はかなり涼しくなっているはずなのに、
人の熱気で室内が暑くなり、途中からクーラーを入れたぐらいだ。
とりあえずCMで、
“7%の人しか知らなかったキーパーが、50%の人が知っているキーパーになる。”
今の人の多くはテレビCMで興味を持ったら、
Webサイトで詳しい情報を調べる。
50,000円クラスの商品を買う場合、まずWebサイトで調べる習慣が一般的である。
調べてから店舗に電話をかけるのが一般的なパターンであり、
現代はビジネスを成功させるためにはテレビCMだけでなく、
Webサイトの充実が重要な要素となる。
また地域においては、チラシなどでの広告もテレビCMの効果を倍増させる有効な手段だ。
しかし、それらの手段を持ってしても
実際の施行には「問い合わせ」というハードルを越さなくてはならない。
つまり、このCMでの宣伝対象は「物」としてのキーパーではなく、
施行店で作り上げられるキーパーコーティングという「サービス」を宣伝するのであって、
キーパーの施工作業の様子を映し出し、
施工店の多くがガソリンスタンドあることを伝える。
商品が販売されるのは施行店でのキーパーコーティングであって、
テレビCMによって興味を持った人々がWebやチラシを見て、
近くの施行店舗、キーパーPROSHOPに、多くの場合、電話で“問い合わせてくる”わけだ。
問題は、この“問い合わせ”が
キーパー施行店・キーパーPROSHOP・快洗隊など店舗とユーザーとの
初めての直接的な接点になることだ。
電話での問い合わせなしに
やおらご来店いただいての問い合わせもあるが、
快洗隊店長の話では[電話での問い合わせ]10:3[来店での問い合わせ]の比率で、
電話での問い合わせからご来店につながり、
その上で詳しいご説明をさせていただくのが最も多いパターンである。
だから多くの場合、
電話での問い合わせがお客様との初めての接点になる。
第一印象は大切だ。
電話での応対の良し悪しが、
テレビCMやWebサイト・チラシなどで稼いだお客様の興味を、
購買意欲にまで高められるかどうかの出発点になるわけだ。
今回のセミナーのあと、
そのままキーパーPROSHOPの人達に残ってもらい開かれた研修会では
この点を重視してロールプレーニングに力を入れた。
約1時間、真剣に電話対応、
あるいは商品説明のトークを憶えてもらった。
丸憶えのセリフそのものが、実際にそのまま使われるわけではないが、
一度セリフとして丸覚えしてもらうと知識だけで話すよりも
うんと正しく話すことが出来るようになる。
だからロールプレーニングを通じてとりあえず、丸憶えしてもらうのだ。
あとは自分のキャラで使いこなしていけばいい。
カメラを向ける古味君にガンを飛ばす森君。
人が一生懸命話しているときに、あんたら何遊んどるん。
ポスターに自分の写真が入っているのを見つけて狂喜する結城君。
素直と言うか、単純と言うか。
11月は、全国でのセミナーと研修会が続き、
すでにいっぱいのスケジュールで埋まっている。
私は決してマゾではないが、ハードスケジュールは大好きで、
隙間のないくらい詰まったスケジュールはむしろ快感なのである。
前回、全国をセミナーと研修会で回った時も、
体力的にも気力的にもまったく問題はなかった。
ただ、行った先で必ず飲むのは、今回は控えようと思っている。
その日の日程が終わったら、
その日の内に次のスケジュールの場所に行き、
ほとんど深夜に目的地に到着してから毎日飲むのはけっこう応える。
とはいっても私は酒が次の日に残ることはない体質なので、別にかまわないのだけど
続くと、体の芯がくたびれた感じになってくるのだ。
それに、酒を飲むと“食べることのブレーキ”が緩み、
間違いなく食べ過ぎてデブのもとになるから、今度こそ自制しなければならない。
今回のセミナー&研修会の全国一周一座
のん兵衛の三人。