キープして置いた昨日のスケジュールの一つが
キャンセルになったので、丸一日、浮いてしまった。
しかも祝日で用件を作ろうにもすぐには作れない。

それが分かったのが前日のおとといだ。
これこそ神様が私に
「サーキットで走ってきなさい。」
と言っているに違いないと思ったのは、調子が良すぎるか?
急いでH.オサムに連絡し、
都合が合ったユウキと真吾も同行し、
その前々日に下見をしてあった「スパ西浦サーキット」に行くことにする。

走ってきた。
久しぶりに?25キーパーゴルフGTIが、サーキットを走った。
サーキットを走るのは実に気持ちが良く、
今日は筋肉痛が少しあるが、気分は最高だ。
タイムはどっちでもいい。
サーキット走行は「ガス抜き効果」抜群で、
久しぶりだったのでその効果にいささか驚いている。
やっぱりこれからも走ろう。

走るからには、狭いコースをぐるぐると回っているだけではちっとも面白くない。
多分あと一二回行ったらすぐに飽きてしまうだろう。
レースだ。
レースに出よう。
何でもいいから、やっぱりレースに出よう。
どこのサーキットで、どんなレースが、いつあるのか。
絶対、今年中に何かのレースに出よう。

何をやるにも懸念はつき物だ。
「やらずに」「やらなくてよかった。」と思うことも数々あったし、
「やって」「やらなきゃよかった。」と思ったことの何度かあったが、
「やらずに」、「やればよかった。」と後悔したことも同じ数だけあったような気がするし、
「やって」、「やってよかった」と思ったことが一番多い。

やらずに後悔するより、
やって後悔する方がいいとはよく言うが、
そんなことはない。
やっても、やらずとも後悔することはあっても、
やらずに「やらないでよかった」は、損しなかったというだけであって、
やらなければ、やって良かったという「充実感」も「満足感」も
「成功体験」もあり得ない。
自分が欲しいのは
「損しなかった。」「痛い目に会わなくてよかった。」でなく、
「充実感」であり「満足感」であり「成功」「喜び」「悦び」なのだから、
もう、やるしかないのだ。

8月のGTIカップレースをパスした後味の悪さは、
「やってももう同じだから」というこじつけの理由を無意味にしているし
「やらなくてよかった」をはるかに超越している。
やっぱり「やって」「やってよかった」を得るべきであった。

「やる。」しか、
せっかくの人生を充実させることは出来ない。
そう自分を言い聞かせて、
あす、いよいよテレビCMの撮影本番である。さぁ、やるしかないのだ。