2008年09月05日(金曜日)
2010.人を幸せにする幸せな人達
昨日と一昨日、関東でいっぱいのSSに伺った。
世の中のSS(ガソリンスタンド)さんが
燃料の価格高騰による需要減退の中で苦しんでいる中
洗車とかコーティングの売り上げで、
昨年を大きく上回る実績を残している店舗に行き、
その秘訣をお聞きして、全国のSSさんにご紹介しようと取材に回ったのだ。
細かいことはキーパータイムスに記事として書いたが、
私が回った6軒のSSさんに共通して言えることは、
「特に品質を大切にし、高い付加価値を持った洗車やコーティングを提供していること。」
そして「お客様が喜んでいただくことを、スタッフの喜びとしていること。」
また、そのことによって、
「お客様の信頼と期待が生まれ、より品質の高い商品を買っていただけるプラスの循環」
それをどのSSさんも共通して持っていると感じた。
ビジネスとは実は難しいものではないのではないか。
お客様に対して「お客様にとって価値のある物(サービス)」を提供し続け、
それを価値ある物として、その価値に見合う対価を得て、
その対価が、原価と経費よりも大きい額であれば、
黒字経営としてそのビジネスは存続し続け、成長し、繁栄する。
「お客様が得る価値>原価と経費」
ただ単に、この方程式が成り立てばいいだけ。
「売価>原価と経費」ではない。
「お客様が得る価値>原価と経費」である。
だから、お客様が得る価値をどこまで上げられるかが、
ビジネスの一番大切な用件であって、
そこに注力し、実現できる企業がお客様からの支持を得て、繁栄することになる。
「いかにお客様を騙して、お金を巻き上げるか。」
「お客様が得る価値<原価と経費」が、
ぼろ儲け出来そうで、実は、
絶対に繁栄することのできない不幸なビジネスなのだ。
そんなことを、二日間で、
真剣にお客様に喜んでいただくことに努力し実績を上げている多くの人たちと、
詐欺まがいのビジネスで潰れた会社のことを話してくれた人と、
両極端の人たちと会って、話をして、
その差が、何であるのかすごくよく解った。
「お客様が得る価値>原価と経費」を実践し、
人を幸せにする幸せな人たち。
先日、札幌でお会いした「人を幸せにする幸せな人たち」