2008年05月30日(金曜日)
1927.思ったよりもクタクタに
昨日は、福山に行ってから神戸に行った。
移動時間短縮のために昼飯は「マック」であった。
神戸から帰るとき、たまたま専務が神戸から名古屋に車で帰るところであったので、
私と畠中君も便乗して帰る事にする。
その車の中で珍しく下痢になってひどく苦しかったのは、
大慌てで食べたマックのせいだけではないだろう。
インターに乗る前に食べたソバと天ぷらの取り合わせが
悪かっただけでもなかっただろう。
いつも行け行けドンドンのような話ばかりしている私が、
たまにそうでもない話をしたのが、自分の中に強いストレスを溜め込んだからだったか。
初めての「新名神高速」は、快適でありものすごく早かったが、
時折サービスエリアに止まってもらう度にトイレに走り、
あとは後ろの席にうずくまって、
あぶら汗が出るのを我慢しているしかなかった。
頑丈な体つもりでも、心の痛みはまともに体に異常をもたらすものなのか。
でも、今日の朝には普通の食事が取れるようになったが、
ちょっと心配だったので、先日胃カメラを飲んだ病院に行って、
「ピロリ菌の有無の検査」の結果を聞くついでにお腹を診てもらった。
触診と聴診で「多分、腸炎でも起こしたんでしょうね。今は大丈夫ですよ。」と、
良かった。一時的なものであったらしい。
ところでピロリ菌検査は、
「ピロリ菌、いましたね。ものすごくいますね。最高レベルでしたよ。」
ピロリ菌は胃潰瘍、十二指腸潰瘍の原因になる菌で、
日本人の半分以上が持っている菌らしい。
早速ピロリ菌を退治する薬をもらった。
来週早々はロサンゼルスに行くことになっているので、
帰って来てから「一週間欠かさず飲み続ける」ことにする。
「ピロリ菌を一掃すると、すごくスッキリしたと言う人もいます。」と先生が言っていた。
それは、楽しみだ。
今よりもっと食事が美味しくなるかもしれない。
しかし、ただでさえいつも食事は美味しく食べているのに、
これ以上美味しくなったら、
ダイエットは、また絶望的になるか。
まっ、いいか。
そこまでは良かったが、今日大きな不安が一つ出来てしまった。
香港・蔡社長のキーパープロショップ香港第1号店が
ずいぶんいいスタートを切っていて、驚くような売り上げを上げているので、
すぐに第2号店を造るため物件を見つけてきて、
その打ち合わせに来ていたのだが、
仕事が終わってから“寿司”を食べに行ったころ、蔡社長の元気が妙にない。
「喉が痛い。」と言う。
しかも扁桃腺の辺りを擦って「ここが痛い」と言う。
しかも、
「昨日まで、タイのバンコックにいて、直行便で日本に来た。」と言うのだ。
昨日までタイにいて、
扁桃腺が腫れて来た?
それはひょっとやばいのではないか。
・・・・
昨日今日と、遠くにまでは全く行っていないのに、
たくさんのことがありすぎて、なぜかクタクタになっている私である。
話とは関係ないが、
三日前に行った上海で、上海浦東空港の新しいターミナル。
「中国南方航空」はこちらから飛ぶのだ。
この空港もターミナルが二つになったので、
うっかり間違えないように気をつけなければならない。
私はその手の間違いしょっちゅうやって大慌てをするくせがある。
昨日、福山から神戸に行く時、
新幹線に乗る時間が50分も余ってしまったので、
駅の目の前にある「福山城」に行ってみることにした。
福山駅の新幹線ホームから近くに見えていた福山城の天守閣は、
近かったのではなく、
思ったよりもずっと大きいので、近くにあるように見えていたのであった。
意外にもなかなか立派な天守閣なのである。
皆さんぜひ一度近くまで行った見られるといいですよ。
駅から3分で近くまで行けます。
同行していた畠中君が「天守閣に登ってきます。」と元気に行ったが、
私にはとてもそんな元気はなく、
「中にエレベーターがあったらてっぺんから手を振ってくれよ。俺も登っていくから。」
激しい胃痛からすっかり元気になった畠中君は、
ものの5分も経たずに、天守閣のてっぺんから、
元気に「ペケ」を出してきた。エレベーターは無いようである。
私が登らなかったのはもちろんであるが、
ニコニコしながらペケを出す彼の姿がおかしくて何か救われたような気がした。
城壁のそばに野良猫がたむろしていた。
思わず「生きてるっていいな」なんて場違いな言葉が出た。