谷 好通コラム

2008年04月12日(土曜日)

1888.最終の飛行機に乗る時

私はじっと座っていることが本当に苦手だ。
何かしていないと落ち着かない。
何もしないでいる時間が勿体なく思えてイライラしてくるのだ。
以前、そんな私を見ていて誰かが
「そんなに生き急いでもしょうがないだろう。」と言った。
しかし、私にしてみれば、
「決まった時間しか残されていない人生を、一分たりとも無駄にしたくない。」
という気持ちが強くて、
「のんびり、ゆったりすることに何の意味があるのか。」と反論したくなる。
人生はゆったり、のんびりと楽しむものではなくて、
自分の持っている力の限り精一杯生き、働き、学び、役に立って、
精一杯感動して、涙を流して、愛して、笑って、
その結果として、人生が楽しかったと思えればいいような気がするのだ。
しかしそのこと自体が煩悩であって、
本当は、豊かでゆったりとした気持ちを持ってこそ、
本来の目的に到達できるものなのかもしれない。
いずれにしても、
どちらが正しいのか結論が持てるわけでもないので、
私は私として、自分の持っている価値観で生活していくのだろう。

 

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
    読めば読むほど元気になること間違いなし。・・・の、はず。

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