2008年03月20日(木曜日)
1870.地面は平らでなきゃね
今日は、千葉にある快洗隊五香店と松戸店に行った。
五香店は今、改装工事中である。
元ガソリンスタンドであった五香店には、
巨大なキャノピーがかかっていて、
そのまま大きな看板をぶら下げて使っていたのだが、
キャノピーを支えている太い柱が洗車のための導線を邪魔して使いづらく、
キャノピー自体が腐ってきていて雨漏りがあったり、
高過ぎる屋根で日が傾くと日陰が中々確保できなく苦労していた。
それでも中島店長らスタッフ達の頑張りもあり、
かなり実績も上がってきたので
思い切ってキャノピーを倒してもらって
快洗隊らしく大きなテントを被せ、赤い折板のパラペットを作ることにしたのだ。
総予算は約500万円。
店舗改装という割にはささやかな工事ではあるが、
貧乏会社であるわが社としては「大改装」に類するのである。
以前よりずっと使いやすくなると同時に、
店舗としてのイメージはガラッと変わるはずだ。
三月は前半の好調もあって前年同月対比200%以上のペースで来ていた五香店は、
この改装を機に一気に先輩快洗隊に並び、
関東のマーケット密度を考えると、ひょっとすると抜きにかかってくるかもしれない。
改装オープンは、4月5日、
大きな期待を持って五香店を注目したい。
キャノピーがあった時の五香店。
キャノピーを倒して、大テントが着くのを待つ五香店。
看板をつけるために壁にメジャーを当てて、
寸法を測っている中島店長と賀来部長。
問題は松戸店である。
松戸店は全部で350坪以上もある広い土地に建っているのだが、
全体として土地が傾いているのである。
その傾きをベターっと斜めに舗装したり、
コンクリートで固めてあるので
まっ平らな所がほとんどない。
だから、実際に作業に使える場所が少なく、
そのくせ、一つ一つの要素、たとえば通路などが広く取ってあって、
作業をすべき面積は極端に狭い。
350坪の土地に、広大なテントがあって
4台分のブースと、5台分の仕上げ場、洗車場1台分、狭い待合室、事務所だけ。
本当はもう1台分洗車場があるが傾斜の関係で使えない。
たった102坪の北神戸店でも、
1台分のブースと、5台分の仕上げ場、洗車1台分、待合室、
そして大阪営業所が入って教室にもなる事務所が入っている。
350坪の松戸店と102坪の北神戸店の差はブース3台分だけである。
すべては、広大な土地にダラーっと傾斜があって、
使えないようになってしまっていることに尽きる。
思い切って段差を切って、平らな部分をしっかりと作れば良かった
脚立を立てるのにもずいぶん苦労している始末だ。
加えて、
入り口の部分の土地約170坪分が建物を建てることが出来ず、
大きな空間になってしまっていること。
実際はそのような土地でも設備は置くことが出来、
作業することも出来るので空間になってしまうことはないのだが、
全体に傾斜がついていてどうにも使いようがなく大きな空間になっているのが現状だ。
この店舗の一番始末の悪いところは、
この空間が真空地帯のようにポッカリと開いて、
店舗全体を暇そうに見せていることだ。
閑散とした感じがお客様にとって高い敷居となって、
新しいお客様の来店を阻害している。
ここを何とかしないといけないのだが、
一度つけてしまった傾斜の上に色々な構築物があり、
何をどう考えてもつじつまが合ってこず、
考えれば考えるほどイライラしてくる。
何度も何度も来て、フィールドをにらみ考え、
図面を広げて考え、考えて、考えて、どうすればいいのかまだ分からないでいる。
松戸店には本格的な板金塗装ブースがあって、
仕事もまあまあ入っているし洗車も徐々に上がり、採算ベースには乗ってきているが、
持っているはずのポテンシャルはいまだに発揮できていないのは事実だ。
入り口に広がるダラーっと傾斜のついた真空地帯。
ずいぶん暇そうな店に見えるのが一番の悩みの種だ。
やっぱり地面は平らに限るのである。
斜めの地面に立っていると、平衡感覚までどうにかなってきそうだ。
たとえ面積が少しくらい減っても、平らな面を大きく取れば良かった。
この問題を解決するアイディアが浮かぶのはまだ先かもしれない。
今日は夜10時過ぎまで東京営業所で、機械課の電話会議に参加した。
やはり顔が見えないと、意思が通じにくく、短気になって大きな声を出してしまう場面も、
一番何でもいいやすい増田君が今日の被害者であった。(すまん)
会議が終わって、さあラーメンでも食べに行こうかと思ったら、
東京営業所の連中が帰って来ていて、
まだこれから明日の仕事の準備をするという。
みんな、ありがとう。
でも、たまには早く家に帰ってあげないと、やさしい奥さんが、寂しがってるよ。