谷 好通コラム

2008年03月06日(木曜日)

1861.刈谷店が慌てる時?

一昨日は快洗隊直営店の店長ミーティング。
たくさんの課題について議論された。
いつも不思議に思うのだがこの店長会議では、
営業会議に比べて出席メンバーの発言が多く議論が活発になることだ。
店長達のそれぞれが実際のお客様と店舗で接し、
洗車やコーティング作業で商品を自分たちの手で造り上げているので、
より直接的、具体的な話になり易いからなのであろう。
活発に議論になる会議は面白い。
と言うより、やっぱり現場は面白い。

 

 

今日は札幌店にいる。
今年の札幌は例年になく雪が多く、道路脇の雪の山が半端ではない。
とても洗車がどうのこうのという状況ではないのだが、
快洗隊・札幌店は二月の販売予算を見事に達成してきた。
それも、270万円upという立派な数字である。
雪に埋もれている札幌でそんなに洗車があったのか。
もちろんそんなことはない。
「板金塗装」だ。
札幌店には本格的な板金塗装のブースと腕のいい職人さんがいて、
販売の大きな柱となっている。
雪がいっぱい降ると洗車の販売は壊滅的になるが、
その代わり、ちょっとした事故が多くなって「板金塗装」の仕事が増える。
雪国である札幌では洗車と板金塗装は、
そういう意味で、ものすごくいい相互補完の関係になっているのだ。

 

しかし、板金塗装も雪が降っている間は「また、ぶつけるといけないから」と、
本格的な入庫があるのは、三月の終わりから四月の終わりまでがピークだそうで、
ちょうどその頃は、新車販売などのピークでもあるので
「新車コーティング」と「磨き」も増えると同時に、いよいよ洗車も始まり、
この二ヶ月は「眠る間もないほど忙しくなる」という。

 

板金塗装と洗車とは相性もものすごく良く、
洗車が忙しくなると、板金塗装の受注も増えるという事情も考えると、
快洗隊・札幌店の今年の三月と四月は非常に楽しみなのである。
(スタッフのみんなは大変です。)

 

人間、競争相手がいるのといないのとでは、やはり違うもの。
快洗隊・刈谷店では独走状態が何年も続き、
絶対的な販売金額では競り合う相手がいなかったが、
札幌店の出現によって、いい緊張感が生まれているのはとてもいいことだと思っている。
常勝の刈谷店も、うかうかとはしていられないと戦々恐々で
慌てなければならない時が来るのかもしれない。

 

 

こんな感じで擦った車が何台も作業待ちで入っている。

 

 

とびっきり腕のいい板金塗装の職人、藤井君。
二月はこの人のおかげで予算達成したようなものだ。

 

 

「磨き」のプロ、粕谷君。もうすぐ大活躍の時期がやってくる。

 

 

洗車とコーティング、窓ガラスのはめ替え、下回り防錆まで、
結構何でもできる滝沢君。

 

 

洗車もばっちりやれる事務担当の大友さん。

 

 

待合室がまた感じ良くなっていた。

 

 

雪がまだ深い札幌店だが、気温がもうかなり上がってきていて、
徐々に溶け始めるだろう。

 

札幌店は、三軒長屋の倉庫の真ん中部分だけだったが、
今度右側の倉庫が空いて、二倍の大きさとなり、
板金と磨きの工場と合体する。
こんなにうまく隣が空くなんて
まさに幸運としか言いようがない。

 

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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