2008年02月14日(木曜日)
1846. 日本の良き習慣「義理チョコ」バンザイ
きのう一日の名古屋で、今日また東京に来ている。
ところで、今日はバレンタインデーであることを皆さんは知っていますか?
私はすっかり忘れていた。
そんなことはどっちでもいいぐらいにしか思っていなかった私だが、
何というか、不意打ちは嬉しいというのか、
初めてバレンタインデーが楽しいと思った。
快洗隊・嵐山店を訪れた時
「谷社長、店の“女子(じょし)”からです。」と、チョコレートをもらったのだ。
もちろん、会社の女の子たちからも、家族からも、この日にはチョコレートをもらうが、
すべて義理チョコであることは分かっていたので、
それはそれで感謝していたが、「想定内」であり、「はい、ありがとうございます。」
であった。
ところが、そんなことは全く予想だにしていなかった所で、
“店の女子からです”と、不意打ちでチョコをもらうと、不覚にも本気で嬉しかった。
(「不覚にも」は、照れ隠し)
“女子(じょし)からです”が、また何ともイイのだ。
新鮮で、とてもイイのだ!
私はバレンタインをバカにしていた。
チョコレートメーカーの陰謀にハマった日本の悪習ぐらいにしか思っていなかったが、
素直な気持ちで考えると、これはこれで、嬉しいものである。
今年から、私は、「素直」に、なれたのかもしれない。
こんなオッサンが、「愛の告白」なんてことはあり様もないのだが、
これはこれで、何とも嬉しいものなのだ。
バカな私は、本社に電話をかけてH.オサムを呼び出し、
本社事務所の私の机の上にチョコレートに山が出来ている(はず!)かどうかを確かめたぐらいだ。
(あいにく、H.オサムは外出中で、他の人に聞くのにはあまりにもバカバカしかった)
考えてみれば、
本来、バレンタインデーとチョコレートはほとんど関係ないのだが、
「明治チョコレート」が女性が男性にバレンタインデーにチョコを贈る習慣を創ったらしい。
すべてのチョコレートの年間出荷の70%がバレンタインデーで出ると聞いた。
これは、ものすごいマーケティングの大成功の結果である。
もし、「バレンタインデーにチョコレートを贈る」が無かったら、
全国のチョコレートのマーケットは70%を失い、今の1/3でしかなかったわけだから。
こんな離れ業が「洗車」の世界でも出来ないものか、なんて考えるのは、
仕事バカの考える他愛もない愚考なのかもしれないが、
ちょっとだけ本気に考えたのは、発想の転換が私に必要だと思ったからだ。
本気で嬉しかった日本の良き習慣「義理チョコ」バンザイ。
素直にそう思ったのでした。
※私の義理の彼女と共に
朝早く出た新幹線で原稿書きに夢中であった私は、
不覚にもベストの富士山を撮り忘れ、
小田原から見た富士山は、真っ白で今日のラッキーを大保障していたのは、どうりで!である。