2007年12月19日(水曜日)
1801.四国のパイオニアたち
今日は四国、
名古屋駅から高松までは約3時間で着く。
四国での研修会などは高松と松山のちょうど中間に位置する伊予三島で行うので
ついでに松山を訪問することはままあるが、
高松を訪問するのは久しぶりである。
伊予三島から名古屋に帰るには、「しおかぜ」に乗って岡山に行き、
岡山から新幹線で名古屋に行けばいい。
あるいは反対に松山に行けば、松山空港から名古屋に飛んで帰ることも出来れば、
どこかの空港に飛んで行くこともできる。
だから、松山に行くことはあるが、
しかし、高松に行くには
伊予三島から「しおかぜ」で「丸亀?」まで行って、
そこで「マリンライナー」に乗り換え高松に行くことになる。
そして高松から名古屋に帰るには、
残念ながら名古屋⇔高松の飛行機は何年か前になくなってしまったので、
もう一度「マリンライナー」に乗って岡山に行き新幹線に乗り換えることになる。
他の空港に行くにも、高松からの便は東京・羽田便を除いてほとんどない。
それで、ついつい伊予三島に行った時も高松を訪問せず、
そのまま岡山まで「しおかぜ」に乗ってしまうか、松山に行くことが多かった。
高松は、残念ながら名古屋からすると遠い所になってしまった気がする。
しかし高松には快洗隊FC店が2軒あり、
頑張っている。
その一軒、天雲さん(社長のお名前)の運営する快洗隊は、
私たちが快洗隊FC店を募集しはじめた当初に開店した店舗で、
今現在も立派な経営を続けていらっしゃる。
コスモ石油の看板を掲げたSSさんと併設した快洗隊である。
この店はSSとしてもかなり変わっいて、
普通は平らな屋根になっているキャノピーが大きく湾曲して存在感がある、いかにも只者ではない。
キャノピーの下、道路に面した前半分が固定式と懸垂式の計量器がある。
四国はセルフスタンドの密度が一番高い地域でガソリンの値段もかなり低いが、
それに巻き込まれず周辺よりも10円近く値段を頑張った上で
150kl以上ののガソリンを販売している。
店舗のあと半分、内側の部分を手洗い洗車とコーティングの作業場所として
完全に確保し、快洗Jr.と、アクアキーパーの快洗FiT-Wが設置してある。
施工キャパシティーとしては約4台分だろうか。
先月は、洗車で200万近くあったらしい。
立派な数字である。
すごく立派な実績である。
天雲さんの経営手腕と先見の明の賜物ではあるが、
なお、現状にに甘んじていてはいけないとの危機感はもっとすごい。
それをよく理解しているのであろう二宮マネージャーは、
淡々としていている中にも燃えるものを感じさせてくれる逸材である。
それを支えるスタッフたち。
いいなあ~。と思う。
この店こそ、本当は今後の個人SSの在り方を問うパイオニアだと思った。
それと好対照なのが「キーパープロショップ・センタッキー カーウォッシュ」の戸田さん。
彼は以前SSに勤めていたが1年5ヶ月前に独立して、
今は、1台きりしか入らないブースだけで洗車とコーティテングの専門店をやり始めた。
まだ実績といえるような実績ではなく、
人ひとりが食っていくにやっと。
どうすればいいのか、
私なりに精一杯話をしてきた。
これからどうなるのか解らないが、
少なくとも、「自分がお客様になりきるという才能」を彼が持つ事が出来れば
信じられないほどの成功を、持て余すことになるだろう。
今、現在進行形で、発展途上である。
自分の原点を見たような気がする。
このあと2軒訪問したのだが、時間に追われて写真を撮っていない。
いずれも大変熱心であり、これから大きく羽ばたくであろう店舗ばかりである。
そして夕方、高松から羽田に飛んだ。
今は、羽田空港の中のホテルである。
今私が一番気に入っているホテルの一つ。
羽田空港を降りたら、まっしぐらでフロントに行きチェックイン。
超、超、超、楽チンである。
思ったより早かったので、
東京の連中に電話をしたら、
なぜか東京販売第一課の忘年会になってしまった。
追っかけの忘年会である。私は幸せだ。