2007年12月06日(木曜日)
1792.山もあれば谷もあるさ
たまたま何かがうまく行くと
何もかもがうまく行っているような気がして、
浮かれて、つい自信満々になるが、
本当は、そんな時が一番危ないのだ。
謙虚さを、つい忘れて、そんな時が一番危ないのだ。
分不相応な大それた賞を貰って、
9月、10月と不振にあえぎ、初の前年割れを経験した快洗隊が、
11月、思わぬような好成績を出してくれて、
12月、改装した刈谷店がオープン早々良い成績でスタートできて、
会社としても、嬉しいことが続いて、
何か、自分の力がとんでも大きくなったような、
感性までが神がかり的に鋭くなったような、
そんな勘違いが、自分から謙虚さと感謝の気持ちを忘れさせることがある。
すべてを自分がやったかのような錯覚に陥ることもある。
そういうこともある。
たくさんの仲間がいて、みんなが頑張ってくれて、
お客様の喜びと成功を、自らの喜びとしてくれているたくさんの仲間たちのことを、
忘れそうになってしまうことがある。
何もかもがうまく進んでいる今こそ、そのことを思い出さなければいけないのだろう。
ふと思い出したように、そんなことを考えた。
自分にできないことを
みんながやってくれるように、
みんなが出来ないことを自分がやれたとしても、それは同じことだ。
何も高ぶることはない。何も偉ぶることはない。
一生懸命に登っていて気が付いたら山の上にいて、有頂天になっていたら、
そこは本当の目的である大きな山のてっぺんに登る途中の小山の上であった。
そんな感じかな。
ここからこそ、みんなの力が必要になってくる。
その力を持った仲間たちのことを忘れるようじゃ、
私はお山の大将どころか、私はアホで間抜けな小山の大将である。
今日、札幌から嬉しい知らせが届いた。
三軒長屋の真ん中の倉庫の中に無理やり作った快洗隊・札幌店にお客様が来たのだ。
凍りそうな寒い雪が降る日に、今日、初めてお客様が洗車をして行かれたそうだ。
それも二人。
しかも、その一人が板金の仕事まで出して行ってくれたと言う。
オープン直後、お客様に途切れなく来ていただいて大繁盛になった刈谷店。
そんな10年の歴史の重みを感じさせてくれた刈谷店と、
みんなの頑張りで予算達成ラッシュになった本州の快洗隊の彼らみんなの喜びと、
オープンから五日目に初めてお客様の車を洗った札幌の彼らの喜びは、
同じ重さを持った喜びであったのだろうと思う。
電話をくれた坂本所長の声が弾んでいた。
最初から華やかな成功に包まれる商売なんてありはしない。
特に初めての地で、新しい商売を始めて、
初めてのお客様を迎えた喜びは何物にも変え難いものがあるだろう。
18年前に初めて洗車屋を始めたクリーンベースWithでもそうだった。
誰一人お客様の来ない雨の日の洗車屋に、車を洗いに来てくれた一人のお客様に
涙が出たと、当時の店長が言っていた。
華やかな刈谷店のオープンと、快進撃であった本州の快洗隊たちの活躍に、
すっかり陰になってしまった札幌店に、雪の中、初めてのお客様が来たそうだ。
こんな嬉しいことはない。
「絶対に快洗隊で一番になる。」とつぶやいた西岡店長。
滝沢君、藤井さん、大友さん、真剣に応援してきた札幌営業所の坂本所長、西園君。
良かったね。
これで、いよいよスタートですね。
我が社の最終兵器、池本常務が、
明日行われる隣地との境界に看板を立てる土台の工事を守るために、
臨戦体勢で今日から札幌にいる。
初めてのお客様が洗車をしていった札幌店のために、頑張ってくださいよ。
無事に看板が立つと、こんな感じになるはずです。
ただ、看板の下の部分をかなり空けておかないと「雪の吹き溜まり」が出来るそうで、
実際とは、かなり違うイメージにはなりそうですが。
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
驚いた。
びっくりした。
このブログの下の方、カレンダーの下に
いただいた「コメント」の欄があるが、
そこに「1780.テネシーワルツに泣く」に
そのテネシーワルツを歌って私を泣かせた「今岡友美」さん本人から
なんとコメントが届いているではないか。
びっくりですね。
驚きました。
何か返事を書かねばと思うのですが、
私は若い女性に何を言ったらいいのかさっぱり分からないので、
情けないのですが、大変うろたえています。
あ~どうしましょうか。