2019年05月31日(金曜日)
5.31.私の仕事のカバンにオモチャを入れる
物事はすべて本人の取り方次第で、
益にも害にもなる。
他人から見るとものすごく恵まれている境遇に置かれている人でも、
その本人は不幸の底に沈んでいる場合がある。
その境遇を作り上げた人は、
相手が不幸せであることが理解できない。
どんな人でも一点の曇りもなく幸せな人なんていない。
その相手が置かれている境遇のうち、
1000の事は幸せな要素であるが、
50の事については我慢しなければならない事があった時、
その人は1000の幸せな人でなく、
50も我慢しなければならない不幸な人なのであるのか。
あるいは、1000の幸せの中に、くっきり自分の50の不幸が見えて、
50の不幸しか見えなくなっているのか。
「愛」が相手の幸せを願う想いであるならば、
心の底から愛していても、躊躇することがある。
我が家の愛犬リンダは、
私の仕事のカバンの中に自分のおもちゃを隠す。
アマガエルのぬいぐるみが多い。
隠しているのか、ただ単に押し込んで遊んでいるのか判らないが、
それに気が付かないまま出社して、
人の前でカバンを開く機会があった時、
ふいに、アマガエルのぬいぐるみが出てくることがある。
リンダのおもちゃだ。
最高に幸せな一瞬だ。
でも、
こんな素敵な楽しいことでも、
人によっては、恥ずかしいことであり、最低に不幸であるかもしれない。
そんな違いでしかないと思うのだが。