2007年10月16日(火曜日)
1753.どうするかということ
今日は、石川県小松市に来ている。
今年二巡目の第一回目が北陸ブロックでのキーパープロショップミーティングだ。
北陸ブロックは全部で11SSが登録されている。
全国でも一番少ないブロックだが、今回のミーティングも全員参加であった。
プロショップミーティングは終了後、必ず飲み会が用意されていて、
もちろん今日も飲む。
飲み会の方は、今の時勢もあってさすがに全員とは行かないが、
六名の方が都合をつけて参加してくれた。
この会の飲み会はあらゆる壁を取り去って腹を割って話が出来るので、
毎回非常に楽しい。それで、ついつい、飲みすぎた。
(全員割り勘です。)
こんな頭では真面目な話は書けそうに無いので、
昨日の私のコラムに対してメールを送ってくれた人の文章を、
そのまま載せることにした。
送ってくれたのは各務原石油の洒井社長。
昨日の話しでは理屈は書いたが、
では、具体的にどうすればいいのかが書いてない。
その一番肝心な部分を、このメールの中に見事に書いてある。
それで、
私が今、大変に酔っている状況も考え、
そのメールの中の文章を変にいじらずに、そのまま載せてしまうことにした。
(洒井さんには、転記することを了承してもらっています。)
以下、酒井さんからの文章です。
「高い能力の人で構成された少数精鋭の運営による、高いESの維
持によって、高いCSを実現していく。」ことなんでしょうね。
高コスト体質ではどこかで無理をしないといけません。
特にその無理が顧客へ向けられると悲劇です。
(昔のSSの油外収 益獲得体質ってコレですよね)
で、
この中で、一番実難しいのは「高い能力の人」ですよね。
→あんたそんな人間がいたら誰でも儲かるでしょ。……との声
が他の会社から聞こえてきそうですねぇ~。
まあ、正直、今後、中小の企業に「有能な若い人材」がくるなんて
確率 としては低いですね。
それでもこれを無理して探すとなると高コストになります。(本末転倒)
でで、
残された手段は、自力で「高い能力の人を作る!」です。
好むと好まざるに関わらず、今後の企業の生命線はこの「高い能力の人
を作る!」トレーニングとコーチングであると確信しました。
ゆえに、
自社で各地にトレーニングセンターを建てた御社の計画はGOODだ
と思います。
そのトレーニングセンターは……
顧客のためと思いがちですが、教えている従業員さんは教えることで自
分をトレーニングしていると思いますよ。
ここにもっともっと力をそそぐと「高い能力の人を作る!」が見えてき
ませんか?
例えば、
社員のトレーニング&コーチングにもっともっと時間をさくと→従業員
の技術が上がり→顧客満足が上がります
この間、
ディズニーの本を読みましたが、ディズニーには「見習い中」が無いそ
うです。
「見習い中」という腕章をつけて仕事をさせるということは、顧客に対
し「見習い中なので変なことをしても私は知りません」という責任者の
逃げでしかない…と。
さて、
ではどうしたら自力で「高い能力の人を作る!」ことができるか?
日本人は従業員教育を師弟関係という人情的な基盤にまかせています。
そうすることで、縦関係における指示命令を堅持して組織活動を行って
きました。
ともすると、それが「宗教的」ともとられている会社もありますね。
ですが、これらはすべて教育=トレーニングです。
これを改善することで、
自力で「高い能力の人を作る!」ことがもっと低コストでできるように
なると思います。
キーワードはやっぱ最近流行のコーチングですねぇ~
トレーニングは日本人が大好きなことです、、、ただ、コーチングとな
ると、、、
山本五十六の
やってみせ、いってきかせ、やらせてみせ、(ここまではトレーニン
グ)誉めてやらねば(これがコーチングだと)人は動かじ…と
いいます。
このコーチングで間違えていけないものは、やらせてみせの後に誉める
ことである…つまり実績をもって誉めるということである、、
単に誉めても何の効果もない……………う~ン、簡単では
ないですね。
ES=CSといいますが、
つまりは、ESを向上させることで、このESを向上させるた
めに「給与を上げる」とか「休みを増やす」とかではなく、会社がやる
べきはトレーニング+コーチングなのだと。
そういえば、従業員の満足度の上位は「自分のスキルアップ」でありま
した。
計画的にスキルアップさせることで、従業員満足の開拓をし=C
S向上。
(そう言う意味で、キーパー一級資格創設もその流れでし
た……..)
さてさて、トレーニングとコーチングを今一度勉強しますか……..
今日一緒に飲んだキーパープロショップのメンバー
イヤ~飲みました。飲みすぎました。