2007年10月13日(土曜日)
やめるのをやめるかもしれない
今、仙台に来ている。
GTIカップレースSUGO戦(今年の最終戦)
先々週、SUGOに来て練習をしているときに、壁に激突し、
自らの限界を悟った形でもうレースをやめると書いたのだが、
色々ないきさつがあって、今回だけ、
やめるのをやめようかと思っている。
つまり、明日のレース決勝に出るということだ。
前言を翻すのは男らしくないのだが、
「ぶつけて、おしまいにするのはだらしない。」という言葉が引っかかって、
土壇場で修理が終わり出走可能になった?25GTIを、
シェイクダウンだけでもと思ってコースに出た。
その走りについて、GTドライバーの田ケ原さんの熱心なアドバイスを受けているうちに、
まだやれるかもしれないと思い始めてしまったのだ。
前回、SPコーナーで内側に巻き込んで壁に激突した意味もよく分かったし、
SUGOサーキットが特異な高速コーナーのコースであって、
それをどのように走るべきなのか、よく理解できたような気がする。
やっぱり失敗してやめるのは良いことではないなとも思うし、
もう一度やれるだけやってみようと思った。
前言を翻すのは良くないことだし、みっともないことだが、もう一度だけやってみようと思う。
あとで、やらなきゃ良かったと思うかも知れないが、
田ケ原さんのアドバイスを守って走れば、
一緒に走る他の人に迷惑をかけなくても済みそうなので、
色々考えた挙句、
とりあえず、明日のレースには出てみようと思う。
うまく行けば、やめるのをやめるかもしれない。
やれるところまで、やってみたい。
高速の最終コーナーを周りきって、
ものすごい急勾配上りのストレートを行くと、
ダンロップゲートが見えてくる。