2007年09月09日(日曜日)
1727.しっとりした時間
昨日の夜は、
いつものように12時過ぎに布団に入った。
時差が上手く解消されていれば、すぐに寝られるはずだ。
土曜日の昼にあった営業会議では、
時差からきた疲労感と眠気とけだるさが最高潮になっていて、
ひどく疲れたが、かえって緊張感を持たねばと頑張ったのが良かったのか、
なかなか引き締まった会議になった。
しかし、こんな会議のあとは頭の中が興奮状態になっていて、
夜、眠れなくなってしまうこともある。
しかし、そんな不安を布団の中で感じる間もなく深い眠りに着いた。
脳細胞の興奮よりも睡眠に対する飢えの方が勝った結果だろう。
そして、いつものように7時には自然に目が覚め、
そのさわやかさが、自分がすっかり時差から開放されていることを教えている。
よく寝た朝の、何も考えない日曜日。
いつになく心が落ち着いたのは、お墓参りをしたせいか。
久しぶりである。
自分は一人で生きているのではない。
たくさんの人に支えられて、
たくさんの人と心を合わせて生きているのだからとしみじみと教えてくれるのは、
死んだ親父と、心から親父を思うお袋の少ない言葉と墓参りのしぐさだった。
みんなと一緒、しみじみとした時間が流れる。