2007年05月26日(土曜日)
1644.USA・ロス・森君
アイ・タック技研の社員がアメリカに初めて駐在した。
私は、百回以上外国に出かけてはいるが、
あくまでも訪問者であり、仕事での出張であって、
外国に住むという度胸は全く無い。
私には母国以外で住み、仕事をするという概念は全く無い。
トニーさんとか、その奥様である益美さんとか、
さきほどの里美さんとか、
日本で生まれてアメリカに渡り、アメリカ市民になってしまった人たち。
会社の中にも一年とか半年とかの単位で外国に住んだ事がある者が何人かいる。
鈴置君、熊沢君、菅野君、富澤君、などなど
外国に住むという気持ちはどんなものなんだろう。
私には解らない。
十年以上一緒に働いて、うんと身近に感じている
自分と同じくらいの度胸しかないはずの森君を、ロスに送って、
その森君が、ロスに順応しつつある所を見ると、
ちょっとワクワクするのである。
森君の住んでいるアパートの近くのサンドイッチ屋さんで朝食を食べた。
アメリカの食事はとにかく量が多く、私達が必要な量の二倍はある。
そんなでかい量の食事を、なぜか食べられるようになってしまったという森君。
当然、腹がドンドン出てきているという。
後の建物が彼のアパート。日本のアパートとは雰囲気がずいぶん違う。
紫色の花が咲く大きな木は、
何と言う木であったか聞いたのだが、どうしても思い出せない。
おー割りとすっきりとしているではないか。
さては、あわてて掃除したな?
こっちへ来て買ったのは、テレビと灯りだけであるそうだ。
ちなみにテレビは79ドル、約8800円くらい。
電化製品は、日本よりアメリカの方が安いように思えた。
いつも、こうやって仕事をしているのだそうだ。
カメラの前で、こうやってポーズを取る所なんかかわいいではないか。森君も。
ここは、「洗面所」兼「調理場」兼「洗い場」兼「トイレ」兼「風呂」てある。
どういう意味であるのか分かるだろうか。
要するにすべてを兼用しているのである。
彼のアパートは環境はいいのだが、駐車場に大変苦労しているらしい。
I-TAC USA INCの倉庫。
トニーの自宅の車庫を借りて、全米に対する基地となっているのだ。
十数年前、アイ・タック技研が始まった頃の光景そのものである。懐かしい。
写真のベビーコンプレッサーは、
一人前に使えて、何と60ドル(6800円位)。アメリカの物は意外と安い。