谷 好通コラム

2007年04月05日(木曜日)

1613.レイアウト検討会

(この話は、4月3日に書いたものです。)

 

快洗隊の直営店、フランチャイズ店の店舗を作るまでの
第一過程で、店舗用地の候補物件が、
不動産屋さん、建設屋さん、知り合い、FC申込者からたくさん送られてくる。
そのたびに、誰か現地の人間が候補地を見に行き、
候補地として考えられる物件なのか、最初から無理な物件なのかをフルイにかける。

 

良さそうな物件であった場合には、
快洗隊に詳しい人間と現地の担当者、そして私が必ず見に行く。
どの物件であろうと、必ず私は見に行くようにしている。

 

そして立地検討会を開き、
候補地が、快洗隊設置に適切であると判断したら、
どのような快洗隊を建設するか、
店舗全体のレイアウトデザインを決めるために検討会を開く。
この検討会が最も重要な会議で、必ず複数の人間が集まり議論をする。
この検討会だけは、必ず複数の人間で行なう。

 

5人いれば、必ず、5種類以上のアイディアが出るのだ。
ずいぶん以前は、ほとんど私が決めてしまっていた場合が多かったが、
今では、私以外のスタッフの考えたレイアウトが採用される場合が出てきて、
それが結構面白いアイディアが出る。

 

いつまでも、自分が自分がと思っていてはいけないのだ。

 

スタッフが経験を重ねてくれると、
自分とは違った発想で、
自分では思いつかなかった面白いデザインを、
意外に造ってくれるもので、
いつまでも、自分が出張っているだけではいけないと思っている。

 

店舗レイアウトは、
「車の導線」を軸に、「洗車をする場所」、「仕上げをする場所」、
「30分程度のコーティング・KeePreを施工する場所(仕上げ場所と共有でも良い)」
そして、「閉鎖された高価格の研磨を伴うコーティングの施工場所」。
「お客様の待合室」、「トイレ」、「精算室」、「スタッフ休憩室」などなど、
決められた要素を、効率的に配置する。
肝心なのは、導線以上に「お客様の目線」である。
どの作業を、どんな角度の誰の目線で見せるか、
道路からどんな角度で、建物を、どんな看板を、あるいは作業を見せるか。
ものすごくたくさんの要素を考えながら、
レイアウトを組み立てていく。

 

結構大変な作業で、
時には深夜に及ぶ事も、あるいは複数回になることも稀ではない。
いい加減な物を造って
不成功に終わらせる訳には、絶対に行かないのだ。

 

今日も、一軒の快洗隊FCさんの最終繊細レイアウトの検討会が開かれている。

 

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