2007年04月02日(月曜日)
1612.黄色い粉の霧の中
黄砂がやって来た。
中国、黄河沿いの広大な地域の緑が枯れて、
乾ききった黄色い荒地から舞い上がった黄色の極微小の砂粉が、
受ける重力よりも空気からの力の方がはるかに大きくて、
10,000m以上の上空に舞い上がり、
地球を回っている偏西風に乗って、日本にまで届いた。
日本国中をすっぽり覆った喉にささる黄色い粉の霧は、
中国の大地の荒廃の証である。
中国に近い福岡では、視界100mであったと聞いた。
黄砂は、車を“きな粉”まみれにしたように汚し、
洗車屋を狂ったように忙しくする。
まだ、ちょっと秘密なのですが、
こんなもの造ってみました。
ひょっとしたら、日本の洗車を非常に分かりやすく変えるかもしれません。
(写真は細工して解りにくくしてあります。)