2007年03月09日(金曜日)
1595.負い切れる責任か
今日は朝9時半に会社に出た。
30分の遅刻である。
一階のトレーニングセンターでは、
今日も十人以上の人たちが研修を受けている。
上海から来てくれている頼さんには、
朝のミーティングを遅らせてもらっていた。
昨晩10時過ぎに中部空港に到着した頼さんに気遣って、1時間遅くしたのだが、
実は自分も、1時間だけ睡眠を余分に取りたかったのだ。
みんなで一生懸命に中国での活動を考え、
話し合いを進めつつも、
同時にケミカル開発のミーティングにも顔を出したり、口を出したり、
昼食を取りながらもミーティングの続き。
同時にいっぺんにたくさんの事が進んでいく。
いずれも大切なことばかりで、遅らせるわけにはいかない。
・・・
かといって血走った雰囲気ではない。
ちょっとの事でも冗談を言い合って、リラックスしながらも真剣に話をする。
バタバタとした時間が過ぎ、
昼一番にある人が訪問された。
大切な話の中で、
「ホームページの中の最初の谷社長の言葉、
『私は、昔、洗車が嫌いでした。・・・・・・でも、・・』という、あれは本当だと思うのです。」
そう続ける話に、私は目頭が熱くなってしまった。
もちろん、ビジネスの話の途中で涙を見せる事はないが、
いただいた話の一言一言に、静かな感動を禁じえなかった。
私たちが夢中で走ってきて、
その中で自分の発した言葉に共感され、大きな事柄を動かしてくれている。
自分の思いが通じていることに、
胸が熱くなったのだ。
考えてみれば、多くの場所で、多くのことを語り、
またWeb上では、信じられないほどの多くの方に自分の言葉を発し続けて来た。
そして、多くの人が共感を持っていただき、
私がこうあるべきではないかと発した言葉に、
あるいは実践してきた事実に共感して、たくさんの人が動いてくださっている。
そう思う事に感動を憶えると共に、
私は自分の言葉と行動に、自らの負いきれないほどの責任を感じたのだった。
私たちのやっている事に共感を持っていただき、
行動を起こした人たちに対して、
私達は本当に責任をまっとう出来るのであろうか。
一月の10日過ぎから始まった技術認定には、
わずか2ヶ月で
1000名を越す人が洗車とかコーティングのトレーニングを受け、
すでに400名を越す人が二級と一級の研修を受けた上に認定を受けた。
キーパープロショップももうすぐ100店舗を越す。
驚異的なスピードで増えていく数をサポートしていく体制も強化せねばならない。
快洗隊のフランチャイズ店舗の建設を控えた事案も現実的に10件を越している。
今年の夏から秋にかけてオープンラッシュになる事必須である。
これらをサポートしていく体制を急ピッチで強化せねばならない。
私たちの行動と提案に共感して動き始めてくれた人を裏切ってはならない。
すべての人に、ぜひ成功をしてもらわなくてはならない。
いただいた共感を、裏切ってはならないのだ。
今日あらためて、
「あなたの言葉に共感した・・」という言葉に、
感動と共に、自分たちが始めた事の重大さを痛切に感じ、
また、自分たちの器を越えたとんでもない事を始めてしまったのではないかと、
言われぬ怖れも感じたのでした。
でも、やり始めた以上は立ち止まるわけにはいかない。
多くの仲間たちの大きな力を結集し、
全力で、突っ走らなくてはならない。
全力で駆け抜けていかねばならないのだ。
明日は高知。
大切な人と大切な仕事をして、
そして、そのあと、桂浜に行って大好きな龍馬に会いにいく。
勇気をもらおう。
※まだ“製作途中”の、春の快洗隊チラシ。
本当はこれよりもっとカッコよくなったチラシが、
快洗隊FCさん全店に今日発送されました。