伊予西条を発ったのは昼を過ぎてから、
高速道路・高知松山道.を通って一路高知へ。

 

高知へは百数十キロある。
(何キロだったか忘れたが、いずれにしてもやはり遠かった。)

 

高知への到着時間が読めた頃、
途中のサービスエリアで遅い昼ご飯を食べる。
私は「イノシシどんぶり」、
以前にイノシシの肉がおいしかったことがあったので食べたのだが、
あまりにも肉の量が少なく、
ほとんど肉の味が分からなかった。
自販機に貼ってあった写真は絶対に誇大広告である。

 

山本所長は「鴨うどん」
大阪営業所の鴨井所長がライバルであることのアピールであろうか。
いずれにしても鴨うどんはうまそうであった。
私も鴨うどんにすれば良かった。

 

 

ようやく到着した高知では
まずエスエスプロサービスさんに伺う。
(略称)エスプロさんも、キーパーがデビュー当時からの代理店さんで、
高知において素晴らしい活動を繰り広げていただいている。
ガソリンスタンドであるお客様の成功に全力を尽くし、
地元においての信頼は圧倒的でもある。

 

事務所でエスプロの社長のしばらく話をした。
私は社長がバリバリの高知弁なので、てっきり高知出身だと思っていたが、
実は、四国・高松出身であることを、社長が照れくさそうにおっしゃるのを聞いて、
妙に親近感を感じた。(私は愛知出身である。)

 

そんなエスプロさんの最も大切なお客様の一つである「土佐鉱油」さんに行く。

 

土佐鉱油さんは「新洗組」なる看板を上げている。
坂本龍馬の作った「海援隊」にちなんで着けた「快洗隊」に対して、
龍馬の敵であった新撰組をひねった「新洗組」とは、快洗隊のニセ物なのか?
いえいえ違うのです。
高知の新洗組は、
下手な快洗隊よりずっと快洗隊を理解し、中身の濃い快洗隊なのです。

 

高知の街は観光が重要な産業であり、
その目玉は「龍馬」である。
高知空港など、「高知龍馬空港」なんて名前に改名してしまっているぐらい。
高知の街のいたるところに「龍馬」の名前が氾濫している。
だから、龍馬ゆかりの海援隊をもじった快洗隊の名前は、
高知の地においてはかえって陳腐になってしまうので
あえて新洗組と名づけた。

 

だから、高知の新洗組は快洗隊精神100%のバリバリなのである。
(中国の快“潔”隊なる完全なニセ物とは全く違うのだ)

 

土佐鉱油さんでは話に夢中になってしまい、
ほとんど写真を撮るのを忘れてしまった。

 

※左から土佐鉱油の専務さん、中西さん、エスプロの森中さん。
とても真面目な人たちで、どうしても真面目な顔が崩れない。

 

 

せっかく5年(?)ぶりに訪問して
話は尽きないが、
飛行機の時間があるので5時半には失礼して、空港に向かう。

 

 

 

思ったより道が空いていて45分前には空港に到着。
イスでちょっとうたた寝をする。
乗った飛行機は、MD90、好きな機体である。
が、飛行はずっと揺れたまま、お天気は良かったはずなのに。

 

羽田空港へ降りる途中、
翼のライトを点けても雲に反射するばかり、

 

 

雲を抜けたら、もう羽田空港の間近であった。

 

 

(「この時点での写真は、撮ってはイカンのじゃないですか。」と、
この間熊本で指摘された。そうです。内緒で撮ったのです。m(__)m )

 

羽田には、無理を言って鈴置部長に迎えに来てもらった。
月曜日から連続で、
夜遅くまで誰かと飲み午前1時くらいに寝て、朝5時起きとか、6時起きとか
睡眠が少ない日程が続いた上に、
左足の“タコ”が大きくなってきていて歩くのがすごく痛かった。
とにかく、いささかくたびれてしまったのでわがままを言ったのだ。

 

東京間近のホテルに戻ると翌日同行の池本常務が、
「京橋の・・・でもう飲んでいます。」と連絡があり、
近いと思ってホテルから歩き出したら、意外と距離があって汗ばんできた上に
目的の場所がなかなか分からず、じっとしていたら、今度は汗が冷えてゾクッとした。
これはまずいっ。
長い出張では風邪が一番怖い。
そこで、鈴置君とタクシーに乗ってホテルに帰ってしまった。

 

本当は池本常務たちと一緒にいた近藤さんとお会いしたかったのだが、
申し分けないとは思ったが、ホテルまで帰り、近くの居酒屋で食事をしていたら、
池本常務が、鈴置君の奥さんの真弥(マミ)ちゃんと一緒に現れた。
で、この日も結局飲む事になったわけである。

 

 

翌日、つまり昨日は東京駅を朝7時半の新幹線に乗って群馬「高崎」に行く。
高崎でお客様にお会いした。
頭の切れる人である。

 

※途中で面白い「洗車屋」さんを見つけた。
アメリカスタイルで、けっこう流行っているらしい。

 

 

午後一番の新幹線に乗って東京駅まで戻る。
東京駅周辺で、2つの表敬訪問をし、
それから横浜だ。
午後5時に訪問し、午後6時には終わる。

 

ここから快洗隊・相模原店に行く予定だったのだが、
この時点でギブアップ。
店長の鈴木君に電話をし、謝って、帰る事にする。
(相模原店の諸君、絶対に年内に行くからね!)

 

横浜で合流した畠中君と、次の日の役員会に出席のため名古屋へ向かう鈴置君と
三人で車で一緒に帰る事にした。
私は、運転している方が楽しくって好きなのだが、
さすがに、今回は後の席で、ウトウトしているばかりであった。

 

計画的なスケジュールはいいが、あまり詰め込むものではないかな。