谷 好通コラム

2006年08月13日(日曜日)

1449.日中米合同研修

八月十日に中央トレーニングセンターの披露会を開きました。
大変たくさんの方の御出席をいただき、ありがとうございました。
また、いっぱいのお花や、御祝儀、お祝辞、記念品をいただき感謝に耐えません。
おかげさまで、披露会を無事終える事が出来ました。

 

 

しかし、
八月十日にこれを開いたのは私の失敗であった。
十二日からたいていの人がお盆休みに入るので、
みんな仕事が忙しのに、
自分がお盆を休まないものだから、
つい、皆さんが忙しいことを甘く考えてしまっていた。

 

その忙しい時に、
披露会をやって、
しかも、2時からスタートというのに、
ちょっとした食事まで出し、
会を3時間以上も続けたのは、
非常識であった。深く反省をしている。
御出席いただいた皆様に、大変御迷惑をおかけし申し訳ないことをしました。

 

いつも、相手の立場に立って考えなければならないことを
みんなに言っている自分が、
集まっていただく皆さんの都合を軽く考えたのでは、
まったくお話にならない。
恥ずかしいことです。

 

相手の立場に立つということは本当に難しい。
つい、自分たちの都合で物事を考えてしまう。
反省です。

 

この日はこの夏最高の暑さで、
近くの揖斐川町では観測史上最高の39.1℃を記録した。
ここ大府市でも36℃以上になっていたらしい。
100坪以上ある大会議場は、倉庫棟の中二階にあって、
大型のクーラーを前日の夜からフル稼働して23℃まで冷やしていたのだが、
お披露目会が始まった午後2時、
お客さまが会場に入っていただくために、頻繁にドアを開けるようになってから、
一挙に29℃まで跳ね上がった。
暑い!
上着を着込んだお客様はどなたもそう思われただろう。
約140名の人の熱気で、会が始まった頃には30℃に届きそう。

 

あの日の最高気温がもう少し低かったら、
お客様ももう少し快適であったろうに、悔やまれる。

 

設備の披露なのだから、
2時間程度の会にしておくべきだったのかもしれない。

 

おまけに、トレセン、倉庫、事務所などの設備をご案内している時、
冷房していたトレーニングセンターのシャッターを少し開けて、
お客様を中に誘導したその時に、
たまたまシャッターが壊れて、空きっぱなしになってしまった。
あっという間に中は33℃以上に跳ね上がる。
せっかく冷房して、快適なトレセンをアピールする時に、
お客様の不快指数は最高レベルに跳ね上がったに違いない。

 

よりによって、あんな時にシャッターが壊れるなんて。

 

会が終わってから、
「あれを、こうして準備しておけば良かった。」
「あれが・・・だったら。」
と、「たら・れば」の後悔が次から次へと出てくる。

 

勝負の世界では、「たら・れば」は禁物であるが、
この場合の「たら・れば」は、
教訓として学習しなければならない「たら・れば」である。

 

 

「すべての真実が現場にある。」といつも言っている。
今日、中国から来ている頼さんたち四名とアメリカからのトニーが、
ダイヤモンドキーパーの集中研修を受けにきている。
その研修に私も参加しているのだが、
私にとって、まとまった時間の研修に参加することは稀であり、
改めてたくさんの事が分かった。
やっぱり現場に出ないと何も解らないなぁ、
机の上でだけでは何も分からないなぁ。何も見えてこないなぁ、そうつくづく思った。

 

現場で、実際にやってみて、
初めて解る事がいっぱいある。

 

思考の根拠、行動の根拠が現場の中になければならないことを改めて痛感する。

 

中国・上海のインストラクター喩さんと、
中国からやってきて日本の快洗隊鳴海店で現役の張君の
最新の快洗Wingを使っての“合作洗車”

 

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
    読めば読むほど元気になること間違いなし。・・・の、はず。

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