谷 好通コラム

2006年06月27日(火曜日)

1422.巨大セコイヤの森

ヨセミテバレーの近く、ジャイアントセコイヤの森に行った。

 

直系5mとか8mとか10mとか、
高さ70mとか、80mとか、
とんでもなくデカい杉の類の木が森中に生きている。
私達が知っている森とは、一つ一つの造作が一桁違う大きさを持っている。

 

何気なく写っている一本一本の杉が、
それぞれ私たちの知っている杉の何倍かの高さと、
何十倍かの太さを持った杉なのです。

 

ホテルを出る時、車の上に降り積もった“花粉”の量が、
これからいく杉の森のケタハズレな何かを物語っていた。

 

 

森の入り口で真っ先に出迎えたのが、ジャイアントセコイアの巨大な倒木。

 

 

樹齢数千年、人間の西暦より長く生きている木たちが、
一つの大きな森で、何百と静かに行き続けていることは、
自分の小ささを突きつけられているようで、
じっと見ていると、恥ずかしくなってくる。

 

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    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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