2006年05月30日(火曜日)
1404.求人の方法も色々
今、全国で一斉に人員を強化している。
すでに十数名が採用され、二回の研修が終わり、三回目の研修も六月に始まる。
全国に7箇所の本格的なトレーニングセンターを配置し、
受け皿が出来た上で、今度はそれを活用し活動するスタッフの強化だ。
人員の募集方法はインターネットで、
全国のハローワーク・職業安定所などに直接アクセスして申し込みをし、
応募を待つというもの。
公的な機関もあれば、私的な機関でも無料で募集出来る所もあって、
総務がその活動を一手に引き受けてやってくれている。
かなりの人数の応募があった。
問い合わせだけなら100人近く、
実際に面会にまでこぎつけた人も20人以上もいる。
しかし、その応募の状況は地方によってかなり違う。
応募が一番多かったのは北海道と仙台。
九州、中国がまあまあで、
しかし名古屋と近畿は少しだけ、東京には一人も応募者がいない。
これはどういうことだろうと考えた。
仙台、北海道は景気の持ち直しが遅く、
地元企業からの求人が少ない。
だから「リクルート」などの求人誌も記事が少なく、
その発行も活発ではない。
しかし、都会からの求人はそれなりにあって、
求人側が全国から無料で直接アクセスできるハローワークなどに
求人情報が集中し、求職側もそのような機関に情報を頼ることになる。
だから、今回のようなハローワークなどの公的機関を利用しての求人活動では
仙台、北海道での求職が多かったのだろう。
反対に、都会では景気も持ち直して、
気がつけば、空前の好景気なのだそうだ。
当然、企業における求人活動も活発である。
都会には数多くの求人誌が出回っていて、
求人側は有料掲載だが、求職側、つまり求人誌を読む側は無料の
フリーペーパースタイルの求人誌がいっぱいある。
いや、
今では求人誌に変わって、
主役はインターネットによる求人なのだろう。
「リクルートNAVI」とか「縁ジャパン」とか、
求人を掲載する側はとんでもなく高い掲載料を取られるが、
(一週間掲載で数十万円とられるのだ)
その情報を見る側、つまり求職側にとってはタダであり、
情報量も多く、
便利な求人サイトが、
都会での求人活動の中心になっているようだ。
いまさら
わざわざハローワークに出かけて行って、
求人情報を見る人は、特に若者にはいなくなったということだろう。
それが顕著なのが、巨大都市の集まりである「関東」においてであり、
中部、近畿がそれに準じ、
中国、九州は、その中間的な感じか。
乱暴に大別して、
都会ではインターネット、
地方ではハローワーク。
同じ求人活動でも、地区によって有効な手段がかなり違うことが、
よく分かった今回の募集であった。
※働くのも大変だけど
ボォーっとしているのもつまらないよね。
ミーちゃん?
今日から福岡、佐賀、神戸の一泊出張です。