2005年12月20日(火曜日)
1309.はた迷惑な忘れ物
私は普段から忘れ物が大変に多い。
色々と考えていると、つい、身の回りから神経が離れてしまうらしいのだ。
というより、ただ単に不注意であるということだろう。
今回の前の東京出張の時には、
買ったばかりのコートを新幹線の中に忘れ、
気がついたときには仕事の時間に迫っていたので、
結局、届出をせずに終わってしまった。
仕事をしているうちに列車の座席番号を忘れてしまったのだ。
「コートを新幹線の中に忘れてきちゃった。」と家に報告をしたら、
「仕事が忙しいんだから、しょがないよね。」とぐらいに言ってもらえるかと思ったら、
返事は無言であった。かなり怒っている。
その出張の夜に泊まったホテルには白いワイシャツを忘れてきた。
これは、割りとすぐに気が着いたのでホテルに電話をして、
着払いの宅配便で送ってもらう事にした。
無事返還である。
今回の出張では、
神戸⇒福岡⇒熊本⇒大分まではかろうじて無事であったが、
大分の社員旅行、別府温泉のホテルに白ワイシャツを忘れてきた。
気がついたのが随分遅かったので、諦めた。
大分⇒東京は無事。
しかし東京の夜の食事会では居酒屋にめがねを忘れた。
が、藤村君が気がついて、渡してくれた。よかった、よかった。
東京二泊目のホテルでは、
今日の朝、
カバンの中の着替えたワイシャツの数が少ないのに気がつき、
何処へ忘れてきたのか焦って考えたのだが、
今回の出張が2+1=4になってしまったので、
着替えを名古屋から送ってもらった代わりに、
それまでのシャツと下着を送り返したのを忘れていたのに気がついた。
今、新潟への新幹線の中でこれを書いているが、
つい先程、極めつけの忘れ物をしてしまった。
朝から関東事業部部長の鈴置君と、彼の車で移動し仕事をしていたのだが、
最後に東京駅に送ってもらった時、
車の中に携帯電話を忘れてきてしまったのだ。
鈴置君は、ちょっと経ってからそれに気がつき、
慌てて、東京駅の中に私を探したらしい、
私がのんびりと弁当を買って、新幹線「トキ」に乗って自分の席に着いた時、
目の前に鈴置君が現れたのだ。
「社長、携帯電話忘れてました。」
不意に思わぬ所で、思わぬ人が突然現れたので、
キョトンとして「どうして、ここだと解った?」
「新潟行きで、絶対喫煙席にいると思って。」
彼は、私が新潟に行くことを知っていたので、
数少ない新潟行きの「トキ」であることを決め、
絶対に私が喫煙席に座ることを予測して、
喫煙席はいまや数少ないので、最短距離でたどり着いたらしい。
とっさのことで気が利いたことも何も言えない。
ただ「ありがとう。」とお礼を言っただけであった。
私の忘れ物は、周りにとって本当に迷惑をかける厄介者なのです。
このところの忘れ物。
[買ったばかりコート]
持ち慣れていないので、存在を忘れてしまった。
[何枚かの白いシャツ]
ホテルのシーツが白いので、白シャツを置くとその存在を見逃してしまう。
しょっちゅう白シャツを忘れてくるので、
カラーシャツを何枚買ってもらったが、
やっぱり正式な仕事の時は、ホワイトシャツと相場が決まっている。
白シャツの忘れ物は当分直りそうもない。
[携帯電話]
最近薄型の電話に換えた。
存在感がぐんと減って楽ちんになったが、一層忘れるようになってしまった。
あちらこちらに頻繁に忘れてくる。
その度に皆さんが、気を効かして救出してくれるのだ。
そういえば、10日ほど前、セカンドバックをどっかへ忘れて置いてきてしまった。
そういえば、最近、時計を忘れることが少なくなった。
そろそろであろう。
私の忘れ物は、皆さんにとってはた迷惑この上なく、
心から申し訳なく思っております。
この場所を借りて、深くお詫び申し上げます。
という間に、新潟に近づいてきたのか、
周りがすっかり雪景色になった。
住んでいる人には大変なことだろうが、
見るだけの私には実にキレイな景色である。
どこかのスキー場のようだ。
真っ白。ただただ真っ白。
今乗っている上越新幹線は、二階建てMAXだ。
東京駅で、秋田行きの「はやて」と接続しているMAXは、
ヤンキーのお兄ちゃんが可愛い女の子に無理やりキッスをしているように見えた。
MAXは人相が悪い。