2005年10月06日(木曜日)
1260.秋、ディモインにて
何が何でも、使い物になるものにしようと頑張る。
こんなところまで来て、
機械一つものに出来なければ、実に情けない話で、
絶対、物にすると気合を入れる。
外国の物を、それが、いくら面白いものであったとしても、
日本で使える物にしようと思うと、困難がいくつもあって、
並大抵ではない。
何が一番困難であるかというと、やはり言葉の壁だ。
一つの事を理解するのに、長い時間と、双方の粘り強い努力が必要である。
それに、言葉が直接通じないだけでなく、
双方のお互いに持っている常識が、経験暦の違いによって食い違っており、
同じことを見ても、あるいは言っても、
違う意味での認識を持つ。
そんなこともあって、一つの事物に共通の認識を持つということだけで、
果てしない努力と時間が必要となっている。
お互いに忍耐力が必要であり、
お互いに共通の目的を持たなければ、とても続かない。
しかし、考えてみると、
その目的が難しいことであればあるほど、
他の人にも困難であるということで、それを成す事そのものが、
他の競合との差別化につながることになる。
そう思って頑張るしかない。
それにしても眠たい。
日本時間では午前6時ごろ
日本の皆さんはそろそろ起きる時間であるが、
こちらでは午後4時、私は、自分の仕事の領分が終わって、
みんなが具体的な打合せをしていて、私はやることがなくなり、
内職のようにこれを書いている。
みんなは一生懸命働いている。
私は、強烈に眠たい。
それに困った事に、お腹が張って苦しいのだ。
朝ごはんも、昼ごはんも多過ぎて、つい食べ過ぎて、お腹がパンパンに張っている。
出る物もあまり出ていない。
便秘なんて、やった記憶がないが、
こんなきつかったのであろうか。
訪問先は、
やってきた“秋”の装いを急いで始めたようだ。